看護小規模多機能型施設ってどんな施設?

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「看多機(かんたき)」の略称で呼ばれる看護小規模多機能型居宅介護施設は、平成24年の介護保険改正時に誕生した新しい機能を持ったサービスです。看護師を中心に「通い」「泊まり」「訪問」の機能を利用して、利用者の方が住み慣れた地域でできるだけ長く過ごせるように地域密着型の施設です。今回は「かんたき」の特徴について説明します。

「かんたき」の特徴

24時間365日対応のサービス

「かんたき」は24時間365日ご利用者様やご家族様のご希望に合わせた看護ケアや介護ケアを提供することができます。病院を退院後すぐの人やがんなどの病気をお持ちの人、インシュリン注射などの医療的ニーズの高い人が自宅で過ごせるために、その場その場に応じたサービスを臨機応変に提供することができます。

「通い」「泊まり」「訪問」の3つの機能を利用

「かんたき」は一つの事業所で「通い」「泊り」「訪問」の3つの機能を臨機応変に組み合わせて使うことが可能です。
「通い」は通常のデイサービスとは違い、利用時間がご利用者様やご家族様のご希望に合わせて臨機応変な対応が可能です。例えば、月曜日は9時から17時まで通い、水曜日は7時から19時まで通うという日ごとに利用時間の変更も可能です。また、ご家族様の都合により予約していた利用時間が急遽変更するなどにも対応できます。
「泊り」はショートステイであれば1ヶ月前から予約しておかないとお泊りすることが出来ませんが、「かんたき」であれば、定員9人までのベッドの空きがあれば、当日に連絡してお泊りすることも可能です。また、「通い」に来ている最中に調子が悪くなり、自宅に帰ることが不安になった場合、「通い」から「泊り」に切り替えることも可能です。「泊り」の場所も対応するスタッフも同じなので、ショートステイのようにいつもと違った環境で泊まることによる不安はほとんどありません。
「訪問」は、事業所の看護師が直接ご自宅に伺います。日々の体調チェックや服薬管理、血糖値測定など医療的ケアなど、その人の状態に合わせた看護ケアを行います。必要な人には一日数回訪問することも可能です。医療機関とも提携しているので急変時にはすぐに対応することが可能です。

医療的ニーズの高い人にも対応

核家族化や、高齢者の一人暮らしが多い現在においては、胃ろうや吸引、在宅酸素利用など医療的ニーズが高いにもかかわらず、お家では対応ができないケースが増えています。「かんたき」では「通い」「泊り」「訪問」の3つの機能を活用して介護士が日々のケアで感じたことを看護師に伝え、看護師が必要な医療的処置をする。ケアマネージャーがご利用者様やご家族様の希望を聞き、その場その場に応じたきめ細やかなサービスを提供することで、医療的ニーズの高い人も、在宅生活限界点を高め、住み慣れた地域で長く生活することができるようになります。

分かりやすい料金体系

「かんたき」は一か月間の定額制となっていますので、何回「訪問」を利用しても「通い」を利用しても料金は変わりません。食費と宿泊料金、加算等については別途必要となってきますが、比較的ご利用する料金は計算しやすいので、ご利用限度額を超えて予想外のお金を支払う事態に陥ることはほとんどありません。

ご利用例

ご利用例として、要介護5の男性で先日大腿骨を骨折、糖尿病の既往もありインスリンを1日3回使用して、病院から退院となった方について紹介します。退院してすぐに自宅に帰ることが不安だったので「かんたき」に当面は「泊り」を中心に利用開始し1日3回のインシュリンは看護師が実施しました。自宅に帰るために日々の生活の中で歩くことを意識的に促し、ご家族様にはインシュリン注射の方法の指導を行いました。3か月後、自宅での生活を開始し、週3回の「通い」と1日2~3回の「訪問」を利用しながら生活を継続しています。

住み慣れた地域でずっと過ごすために

「かんたき」は地域包括ケアを体現するサービスとして注目されてきていますが、まだまだ、全国的に施設数が足りていないのが現状です。高齢化が進む日本において、医療的処置を必要としながら在宅で生活する人も増えてくると思います。その人が住み慣れた地域で出来るだけ長く生活できるように今後の看護職・介護職の働き方期待されているサービスです。

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