更新日:2020年06月13日
公開日:2019年10月29日
訪問入浴とは、自宅の浴槽で入浴が困難な方へ、専用の浴槽を自宅に運びいれ入浴介助を行うサービスのことです。
専用の移動車から浴槽を自宅に運びいれ、自宅の中で入浴することができます。浴槽は横になった状態で入浴ができ、寝たきりの方でも身体の負担が少なく入浴することができます。
全ての人が訪問入浴を利用できるわけではなく、要介護1~5と認定され、医師から入浴の許可を得ている方が対象となります。
実際の入浴も、看護師が健康チェックを行ったうえで判断します。体調によっては清拭、部分浴に変わる場合もありますので、必ずしも入浴に至るというわけではありません。
在宅介護が増加傾向にある今、訪問入浴を利用する傾向は高まっています。
訪問入浴は、必ず看護師1名介護職員2名で訪問します。利用者のご自宅で専用の浴槽を使い入浴します。利用者は施設へ移動することなく、自宅の中で環境が変わることないため、リラックスして入浴することができます。
施設へ移動する時間や、入浴の介護減らせるため、普段介護をしている家族への負担軽減にも繋がるのです。
入浴の前後には必ず看護師が健康チェックを行いますので、身体の状態を把握する意味でも利用する方がいるようです。
入浴をすることによって、身体を清潔に保つことはとても大切となります。汗をかく季節には感染予防にも通じ、血流もよくなり床ずれの解消にもなります。清潔に保てることから心身ともに健やかに過ごすことく一役を担っています。
訪問入浴は、専用の入浴車で移動し利用者宅へ訪問します。 看護師は入浴前後の健康チェックを、介護職員は脱着衣の手伝い、洗髪・洗体の介助のお仕事になります。サービスの中には、リネンの交換、爪きりのサービスもあります。
一度の入浴サービスは1時間ほどの短時間のサービスになる為、時間配分など注意しながら進めることが重要です。
寝たきりの方を介助するケースも多々あるため、利用者の方への体調の気遣いも必要になります。利用者の方やご家族の方の介護に対する不安を、フォローすることも必要となるでしょう。
またサービスを受ける利用者自体、見知らぬひとから洗体を受けることに抵抗を感じるひともいるでしょう。些細な気遣いを怠ってしまうとクレームに発展する場合もあるため、介助の手際の良さ、マナーや親しみやすさを欠かさない対応を努めなければなりません。
訪問入浴自体の求人は希少ですが、訪問入浴サービス自体の需要は高まりつつあります。
介護業界には珍しく、日勤、日曜休みという常勤での求人が見られます。その為、働くママさんに人気な職種といえるでしょう。しかし、機材の運び入れや、住環境によっては重たいものを運ぶこともあるため体力勝負なところは否めません。
また、月給時給ではなく、1件単位での求人募集もあることから自由度が高い求人が多いのも魅了です。単発の仕事やダブルワークとして選ばれる場合もあります。
給与自体も、移動することも考慮され、施設での働くより高めの時給が設定されていることが多いです。
また、3人1組で動くことからチームワークが求められますが、スタッフ同士の仲が良く連携がとりやすい環境です。
移動時間もあり、一度出発すればずっと行動を共にすることから、施設で働くよりコミュニケーションがとれやすいことが理由に挙げられます。
仕事内容は決して楽な仕事ではありません。寝たきりで体がきちんと動かせない方の体を支えながら安全に入浴できる技術を養うのは、介護職員としてのスキル向上にも繋がるともいえるでしょう。
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