介護支援専門員(ケアマネージャー)の給料はいくら?年収アップする方法とは

公開日:2019年12月05日

更新日:2020年06月13日

介護支援専門員(ケアマネージャー)の給料はいくら?

介護福祉士からのキャリアアップとして、「介護支援専門員」通称「ケアマネージャー」の資格取得をお考えの方も多いのではないでしょうか。
ケアマネージャー資格を取得したら、給料は上がるのか下がるのか、どう変化するのかというのは気になる点ですよね。
「ケアマネの給料はいくらくらいだろう?」
そんな疑問にお答えします。

介護支援専門員(ケアマネージャー)の給料

「ケアマネージャーになると介護士のときよりも給料が上がる」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査による、介護支援専門員(ケアマネージャー)の給料は、下記の通りです。

介護支援専門員(ケアマネージャー)給料
所定内給与額25万7千円
決まって支給する
現金給与額
26万9千円
年間賞与62万3千円
年齢48.9歳
勤続年数8.9年
労働者人数7392人

※参照 厚生労働省|賃金構造基本統計調査

月収は26万9千円!

まずはケアマネージャーの月収について、上記の表をもとにご説明します。

「所定内給与額」は、残業や休日出勤時の支給分を含まないひと月あたりの給料です。
「きまって支給する現金給与額」は、超過労働時間分などを含めた給料と考えてください。

平均年齢48.9歳、勤続年数8.9年のケアマネージャの平均月収は、26万9千円となっています。

賞与は平均60万円以上!

ケアマネージャーの賞与・特別給与額は年間約62万3千です。この金額は月給の2.4か月分相当。
年二回(夏・冬)のボーナスとして支給される事業所もありますし、賞与と言わずに一時金として支給している事業所もあります。

公益財団法人 介護労働安定センターの調査によると、正職員の場合、約7割の事業所で定期的な賞与の支給があるようです。賞与の制度も支給もない事業所は1割以下。非正規職員でも約4割の事業所で賞与が支給されていることが調査結果からわかりました。

ちなみに同調査によるケアマネージャーの賞与額は、 683,673円と発表されています。賃金構造基本統計調査による賞与金額とは5万円程度の乖離がありますが、両方の調査結果からみてケアマネージャーの賞与額は平均60万円以上となる可能性が高いでしょう。

年収に換算すると385万円!

賃金構造基本統計調査の結果から年収換算した場合、ケアマネージャーの平均年収は約385万円の想定となります。
正職員の介護支援専門員であれば、少なくとも350万円から、多ければ400万円を超える年収が見込めるでしょう。

介護支援専門員(ケアマネージャー)と他の介護職の給料を比較

介護支援専門員(ケアマネージャー)正職員の月給

ではケアマネージャーの給料と、他の介護福祉関連職種の給料を比較してみましょう。
上記は介護系職種(正規雇用)の月給金額を示したグラフです。
(参照:介護労働安定センター|平成30年度 介護労働実態調査の結果と特徴)

「平成30年度 介護労働実態調査」による介護支援専門員(ケアマネージャー)の平均月給は約26万2千円で、これは看護職員の月給に次ぐ金額です。

介護職種全体の平均月給は約23万4千円なので、ケアマネ―ジャーの給与水準は約3万円高いことがわかります。介護職員と比較すると5万円近くも月給が高くなりますね。

低賃金と言われてる介護業界の中ではケアマネージャーの給与は高水準と言えるでしょう。
ケアマネージャー資格の取得を考えているなら、給料アップのメリットも大いに期待できるでしょう。

非正規雇用の介護支援専門員(ケアマネージャー)の時間給

介護支援専門員(ケアマネージャー)非正規職員の時間給

非正規雇用で働くケアマネ―ジャーの時間給は、全国平均で1,237円介護福祉系職種の中では看護職員、訪問介護員に次いで高い時間給です。

訪問介護員は2番目に高い時間給となっていますが、勤務時間数の増減があったり、移動時間は勤務時間に含まれないといった側面があります。
そのため実働時間で換算して月給で見た場合はケアマネージャーの方が高くなるでしょう。

介護支援専門員(ケアマネージャー)の給料を上げる方法は?

ケアマネージャーの給料どうすれば上がる?

ケアマネージャーの給料についてお伝えしてきましたが、これらはあくまで平均値。働き方や勤務先によって、お伝えした金額より多くも少なくもなるでしょう。

ではケアマネージャーが給料をアップさせるにはどこでどのような働き方をするといいのでしょうか?

ここからはケース別にケアマネージャーの給料比較をしていきたいと思います。ぜひ参考にしてください。

居宅か施設なら施設のほうが給料は高めの傾向

ケアマネージャーの給与額を左右する最も大きな要因は、「働き方」とそれに伴う「手当」と言っていいでしょう。

まず注目すべきは働き方です。ケアマネージャーの働き方には「施設ケアマネ」と「居宅ケアマネ」があります。結論からいうと施設ケアマネの方が給与が高くなる傾向にあります。
施設ケアマネの場合、基本給に加えて各種手当がつく可能性があります。というのも、ケアマネジメントに加えて介護業務を兼任することがあるためです。それにともない、介護福祉士資格や看護師資格など所有資格に応じて資格手当がつく場合があります。また同様に、残業手当や夜勤手当がつくことも。これは施設ケアマネならではといえるでしょう。

・給料はできるだけ高いほうがいい・介護(看護)業務を兼任してもいいという方は、給料アップに直結しやすい施設ケアマネの働き方がおすすめです。

年齢別で見るケアマネの給料

【年齢別】介護支援専門員の給料
所定内給与額年間賞与労働者数
20代22万円70万7千円162人
30代24万8千円58万5千円1274人
40代27万2千円70万7千円2442人
50代26万7千円68万3千円2568人
60歳以上25万5千円43万9千円945人
全体26万4千円65万8千円7392人

次に年齢別での給料を見ていきましょう。
上記の表は年代別(10歳区分)の所定内給与と年間賞与、労働者数(調査人数)をまとめた表です。

当然ながら20代、30代のケアマネ―ジャーの人数は少なく、労働者数(調査人数)全体の17%程度しかおりません。所定内給与額は全体平均の26万4千円を下回っています。

40代、50代のケアマネージャー人数が最も多く、全体の7割近くを占めています。給与額は約27万円で、20~30代に比べると2~5万円高くなります。
60歳以上になるとまた人数は少なくなり給料も少し下がります。

この昇給率は年齢に比例してというよりも、次にお伝えする経験年数による理由が大きいと言えるでしょう。

経験年数別で見るケアマネの給料

【経験年数別】介護支援専門員の給料
所定内給与年間賞与労働者数
0年22万3千円33万4千円345人
1-4年23万6千円52万2千円1722人
5-9年26万3千円63万3千円1852人
10-14年27万5千円74万6千円1677人
15年28万9千円78万6千円1797人
全体26万4千円65万8千円7392人

ケアマネージャーの給料は経験年数を重ねるごとに増えていくといえるでしょう。

経験年数が5年未満のケアマネージャーの給料は月給・賞与ともに平均に満たない金額で、5~9年目で全体平均とほぼ同額となります。
10年以上の経験年数になると所定内給与27万5千円、年間賞与は74万円という調査結果となっています。

経験年数を重ねることで、月収は5万円以上のアップ、年収400万円超えも期待できそうです。

都道府県別で見るケアマネの給料

【都道府県別】介護支援専門員の給料(万円)
都道府県所定内給与額年間賞与額都道府県所定内給与額年間賞与額
北海道27.665.9滋賀県29.671.0
青森県21.346.7京都府25.078.4
岩手県26.074.1大阪府25.443.0
宮城県22.959.5兵庫県25.881.3
秋田県23.471.4奈良県28.344.4
山形県23.342.0和歌山県23.336.1
福島県26.952.1鳥取県22.851.1
茨城県24.674.4島根県22.078.6
栃木県27.759.4岡山県23.359.9
群馬県24.650.0広島県24.764.4
埼玉県27.858.2山口県23.778.1
千葉県26.754.1徳島県38.255.0
東京都29.480.3香川県24.656.3
神奈川県29.968.3愛媛県26.585.8
新潟県22.751.9高知県25.285.4
富山県23.650.0福岡県24.950.1
石川県27.461.4佐賀県24.871.3
福井県25.755.6長崎県20.245.5
山梨県26.2120.1熊本県24.965.2
長野県24.675.0大分県20.629.5
岐阜県26.550.4宮崎県29.010.9
静岡県24.569.8鹿児島県23.756.8
愛知県27.479.1沖縄県24.242.4
三重県24.577.7全国25.862.4

都道府県別で見た場合のケアマネージャーの所定内給与額と年間賞与額です。
全国平均は25万8千円(所定内給与)、62万4千円(年間賞与)です。

最も高いのは、徳島県。年収換算すると500万円を超える唯一の県です。
次いで、
・東京都
・神奈川県
・愛知県
・山梨県
・愛媛県
これらの都道府県では年収400万円を超える金額となっています。 

年収換算で300万円以下となる県は長崎県と大分県のみでした。調査人数の母数が少ない都道府県もあるため、給与額は必ずしもこの限りではありませんが、「都心部に限らず地方でも給与水準が高い職場はある」ということが分かりますね。


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介護支援専門員(ケアマネージャー)の給料 まとめ

ケアマネージャーの給料については以下の通りです。
・月収26万9千円
・年間賞与は60万円以上
・年収350万円~400万円見込み
・給料アップを狙うなら居宅より施設勤務
・経験年数を積むことで昇給が期待できる


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