【回答例あり】介護職の面接でよく聞かれる10個の質問とその意図は?良い例・悪い例で解説!

面接対策 介護業界の面接 よく聞かれる10の質問とその意図は?

転職活動を成功させる最大のポイントとなるのが面接。
いかに自分の意欲や能力をうまくアピールできるかが成功のカギです。

「自分のことを話すのが苦手」
「質問にうまく答えられない」
と、面接に苦手意識を持つ方もご安心ください。

どのような質問がされるのかを想定して事前に準備しておくことで、聞かれたことに対して焦らず的確に答えられるようになります。

本コラムでは、
●面接で話すときの基本ルール
●介護業界の面接でよく質問されること
●どんな質問が来ても的確に答えるためのコツ

について書いています。


転職活動が初めてという方、介護職未経験という方でも面接で動じず受け答えできるように、
●その質問の意図
●答えるときのポイント
●良い例・悪い例

を併せて紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

まずはここを抑えよう!採用面接で話すときの基本ルール

採用面接で話す時の基本ルール


話をするときの基本ルール

・表情は明るく
・視線を合わせる
・丁寧な言葉遣い
・ハキハキと話す
・要件は端的にまとめる
・結論から話す
・会話のキャッチボールをする


これは面接で話すうえで、必ず守るべき基本ルールです。

話し方ひとつであなたの印象が良くも悪くも決まります。話をするときは表情を明るく、面接官と視線を合わせながらハキハキと話すことを心がけましょう。

また、少しテクニックが必要になりますが、話は端的にまとめて結論から話すこと。相槌や質問を返すなどのキャッチボールができるとなお良いでしょう。

これはやろうと思ってすぐにできることではありません。日頃から意識して訓練しておくことが大切です。

介護職の面接でよく聞かれる質問とは


介護の面接でよく聞かれる質問項目


●仕事との向き合い方

・退職の理由
・前職でのエピソード(成功、失敗、感動、気づき)
・仕事をするうえで大切にしていること
 
●介護の仕事への意欲、主体性
・志望動機
・目標やキャリアプラン
・今のあなたの課題
・高齢者との関わりの有無

●自己理解、どんな人か
・趣味、仕事以外に興味があること
・長所、短所

●最後に
・何か質問はありますか?


面接ではあなたがどんな人物かを知るために様々な質問をされます。

履歴書も大切ですが、採用に大きく左右するのはやはり面接。質問の受け答えが非常に重要です。自分をアピールできるように、事前にきちんと準備をして臨みましょう。

ここからは、面接でよく聞かれる質問の意図と回答例を1つずつ紹介します。

仕事との向き合い方に関する質問

仕事との向き合い方に関する質問退職の理由 前職でのエピソード 仕事をするうえで大切にしていること

「退職(転職)の理由」
「前職でのエピソード」
「仕事をするうえで大切にしていること」
といった内容の質問は、「あなたがどのように仕事と向き合っているか」を知るために聞かれます。

質問1┃退職の理由は何ですか?

質問の意図
「入社してすぐ辞めないか」
「同じ理由で辞めてしまわないか」
「長期で働いてくれるか」
を確認したい。

ポイント

勤務先の倒産や契約満了など会社都合の退職であれば正直に伝えて問題ありません。

気をつけるべきは一身上の都合による退職。
「給料が少ない」「上司と合わない」など、職場の不満や愚痴ととらえられてしまう理由は絶対にNGです。スキルアップやキャリアプランの実現のための前向きな転職であることをアピールしましょう。

良い回答例


「契約期間満了に伴う退職です。」


「ケアマネージャーを目指したいと考えています。資格取得後のキャリアプランを実現できる職場へ転職したいというのが退職の理由です。」

悪い回答例


「スタッフ同士の人間関係が良くなかったため退職しました」


「残業が多く、もう少しプライベートを充実させたかったので」


質問2┃前職でのエピソード(成功、失敗、感動、気づき)

質問の意図
「仕事の取り組み方」
「その経験を活かしてどのような活躍ができるのか」
を知りたい。

ポイント

前職での成功体験を通じて得た達成感ややりがい、その後に活かせたことを交えて話しましょう。

失敗談はその失敗から学んだことを伝えます。「どのようにカバーしたか」「その後どう改善したか」を話すことがポイントです。

経験が浅くても、仕事をする中での気づきや学びは必ずあるはずです。何も無いと答えることは「何も考えていないこと」と捉えられかねません。これまでの経験を振り返り、必ず答えられるようにしておきましょう。

良い回答例


「前職の入社当時は一人で黙々と作業し、どれだけ早く仕事をこなすかが重要だと考えていました。ですが経験を積み、後輩に教育する立場になったことで、チームワークで仕事を進めることの大切さに気づけました。
積極的に後輩のスキルチェックや悩みを聞く時間を設け、まずは信頼関係を築くことに注力しました。チーム内でのコミュニケーションを重視したことで、メンバーの主体性と作業効率が上がり、結果的に残業時間の短縮にもつながりました。今後もチームワークを大切に仕事に取り組んでいきたいと考えています。」

悪い回答例


「経験が浅いため、大きな成功も失敗も特にありません。」


質問3┃仕事をするうえで大切にしていることは?

質問の意図
仕事で重視していることや、仕事への関わり方を見る質問。
「社風や企業理念に合う人材か」
「一緒に働きたいか」
の判断材料になる。

ポイント

自分の経験を交えながら、自分の価値観の軸となるものを伝えます。これまでの経験を通して学んだこと、気づいたことを話すのも良いでしょう。
この回答に正解はありません。仕事をするうえで自分が大切にしてきたことを正直に伝えましょう。

ただし自分本位な主張はNG。待遇面を重視しているというような発言は、「他の仕事のほうがいいのでは?」と思われてしまいます。

良い回答例


「チームワークを大切に、コミュニケーションをとって仕事をすることを心がけています。
チームワークの大切さに気づいたのは前職での経験からです。・・・」


「誰かがやってくれるだろうと思わず、主体的に行動することです。その理由は・・・」

悪い回答例


「プライベートとの両立です。」


介護の仕事への意欲、主体性に関する質問

介護の仕事への意欲を見る質問 志望動機 目標 キャリアプラン 今のあなたの課題 高齢者との関わりの有無

「志望動機」
「目標・キャリアプラン」
「今のあなたの課題」
「高齢者とのかかわりの有無」
といった内容の質問は、「あなたの介護の仕事への意欲」を知るために聞かれます。

質問4┃志望理由を教えてください

質問の意図
「仕事への熱意」
「なぜ他の会社ではなくこの会社を選んだのか」
を知りたい。

ポイント

応募先への理解、下調べがどれだけできているかがポイントとなります。
今後の目標ややりたいことを述べたうえで、自分がこの職場でどのように活躍していきたいかを述べましょう。
「うちじゃなくてもいい」と思われる回答はNGです。

良い回答例


「介護の仕事ではコミュニケーションがとても大切だと感じています。こちらの施設見学をした際、スタッフの皆さんや利用者さんがコミュニケーションをとりながら、とても楽しく過ごしていたのが印象的で、私もここで働きたいと感じました。」

悪い回答例


「家が近いので決めました。」


「応募条件を満たしていたので志望いたしました。」


質問5┃目標やキャリアプランは?

質問の意図
「どのようなやりがいを持ち働いてくれるか」
「目的意識を持って仕事ができるか」
「ここで実現可能なキャリアプランか」
を確認したい。

ポイント

具体的な目標と、それを実現するために何をするかを述べましょう。ただし、壮大過ぎてその職場ではかなえられないような目標や、業界と関係のない実現不可能なキャリアプランではなく、これから新たな職場で成し得たいことを伝えましょう。

また、謙遜のつもりでもあまりに消極的な発言はマイナスです。積極的な姿勢とやる気を見せましょう。

良い回答例


「介護福祉士の資格を取得し、より深く介護の知識を身に付けて実践に活かしたいと考えています。貴社には資格取得支援制度があるので、まずは資格取得に向けての勉強をしながら、現場でスキルを磨いていきたいと考えています。」

悪い回答例


「早く職場に慣れて、なるべく迷惑をかけないように頑張りたいです。」


質問6┃今のあなたの課題は?

質問の意図
「自分自身に足りない部分を把握できているか」
「主体性、問題意識を持っているか」
「チャレンジ精神、前向きな気持ちを持っているか」
を問う質問。

ポイント

前職(もしくはこれまで)の経験から感じる自分自身の課題と、それを解決するために必要なこと、努力していることを具体的に伝えます。

抽象的な意見は「何も考えていない」とみなされてしまうので、自分を客観的に分析して答えられるようにしておきましょう。

良い回答例


「介助のスキルがまだまだ足りていないと感じます。一人ひとりの利用者の方に安心して体を預けていただけるように、介助の訓練時間を増やしていこうと思っています。もうすぐ実務経験が3年になるので介護福祉士の資格を取得し、知識も深めていこうと思っております。」

悪い回答例


「経験が浅いので課題はたくさんあります。これから色々な業務を経験し、努力していきたいです。」


質問7┃高齢者との関わりはありますか?

質問の意図
「高齢者との交流、コミュニケーションに抵抗が無いか」
「高齢者や介護が必要な方の手助けができそうか」
の確認。

ポイント

これまでに高齢者との関わりがあれば、エピソードを交えて話してください。その際、ただ「楽しかったです」というような感想ではなく、高齢者との関わりを通じて得た学びや気づきを述べることがポイントです。

また、介護という仕事に対する自分の考えを話し、大変な仕事に対する覚悟があることをアピールしましょう。

良い回答例


「祖父が寝たきりになったときに、介護の手伝いをしていました。体をふいてあげたり、シーツを変えてあげたりすると、手を握って「ありがとう」と何度も言ってくれたことが何より嬉しく印象に残っており、介護の道に進みたいと考えるきっかけにもなっています。」

悪い回答例


「関わりはあまりないのですが、おばあちゃん子なので抵抗はありません。」


自己理解度、人柄に関する質問

あなたがどんな人かを知る質問 趣味、仕事以外に興味があること 長所 短所

「趣味や仕事以外に興味があること」
「あなたの長所・短所」
といった内容の質問は、「あなたの人柄、自己理解度」を知るために聞かれます。

質問8┃趣味、仕事以外に興味があることは?

質問の意図
「気持ちの切り替えがうまくできる人か」
「何が好きなのか、どんな人柄なのか」
「仕事に活かせることがあるか」
を知りたい。

ポイント

気持ちの切り替えとして行っている習慣、自分の視野や見識を深めるために行っていることなどを話すといいでしょう。

「楽器演奏や絵を描くことが得意」など、介護の仕事に生かせそうなことも好印象です。反対に「仕事に悪影響なのでは?」という印象を与える可能性がある発言は避けましょう。

良い回答例


「趣味は料理です。休みの日は、お菓子作りに没頭しています。」


「数年前からヨガを習っています。毎日の習慣に瞑想を取り入れて気持ちをリセットするようにしています。」

悪い回答例


「趣味は海外旅行です。年に一度は休暇を取ってヨーロッパに行きます。」


「お酒が好きで、毎晩飲み歩いています。」


質問9┃長所や短所は?

質問の意図
「自分を客観的に把握できているか?」
「長所をどう活かせるか?」
「短所が仕事に与える影響は無いか?」
を知りたい。

ポイント

長所は自慢にならないように謙虚な言い回しに。「だから何?」となる回答の仕方ではなく、それが仕事にどうつながるかを伝えられるといいでしょう。

短所は「人間性に問題があるのでは?」と思われるような内容はNG。あくまでスキルや能力における短所をどう改善していくかを伝えられると好印象です。

良い回答例


<長所>

「協調性があるとよく言われます。ほかの人に無理に合わせるのではなく、自分の意見を伝え、相手の意見にも耳を傾け建設的な話し合いをするように心がけています。積極的にコミュニケーションをとりながら、チームワークで仕事を進めていきたいと考えています。」


<短所>

「周囲から時々「おせっかいだ」といわれることがあります。自分としては「助けてあげたい」という気持ちで良かれと思ってとった行動が、高齢者の方の尊厳を傷つける可能性があるということを知りました。それからは利用者の方の意思を尊重すること、すぐに助けるのではなく見守ることも必要だということを念頭に置いて行動することを心がけています。」

悪い回答例


<長所>
「とにかく明るく、いつも笑顔です。」


<短所>

「人見知りなので、なかなか職場の雰囲気に馴染めないのが短所です。」


面接を締めくくる質問

最後に必ず聞かれます 何か質問はありますか?

面接の締めくくりとして、最後に必ず聞かれる「何か質問はありますか?」ここであなたが何を質問するかということも、面接官は注目しています。

質問10┃何か質問はありますか?

質問の意図
あなたの熱意やコミュニケーション能力を図られる質問。


やる気や能力、長所をアピールできる絶好の機会ですが、逆に何も用意していなかったり、質問の内容によっては印象を悪くしてしまうこともあります。

あらかじめいくつか用意しておき、必ず質問するようにしましょう。

まとめ│どんな質問が来ても的確に答えるために



よく聞かれる10の質問

1.退職の理由
2.前職でのエピソード(成功、失敗、感動、気づき)
3.仕事をするうえで大切にしていること
4.志望動機
5.目標やキャリアプラン
6.今のあなたの課題
7.高齢者との関わりの有無
8.趣味、仕事以外に興味があること
9.長所、短所
10.何か質問はありますか?


面接ではよく聞かれる質問というのが確かにあります。ただ、どれだけ事前にシミュレーションをしていてもその質問が必ずくるとは限りません。


どんな質問が来ても慌てず的確に答えるために、
・あなたは何ができるのか
・仕事を通して何を実現したいのか
・苦手なことや課題は何か
・改善のために何が必要か
・なぜそう思うのか

を掘り下げて考え、言語化できるようにしておきましょう。


面接官が知りたいことは、仕事に対する意欲や姿勢、あなたの能力でどう貢献してくれるのかということ。その点を自信をもって伝えられるよう、しっかり準備をしてくださいね。

自己分析をやっておきたいという方はこちらもどうぞ。

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