介護予防訪問リハビリテーションとは?介護が必要となるその前に!

公開日:2020年04月17日

更新日:2020年05月21日

老人が片足を上げて体操している

1、介護予防訪問リハビリテーションとは?

どういうサービス?

介護予防訪問リハビリテーションとは、介護がまだそれほど必要でない方向けに、身体機能の維持回復を手助けるサービスです。利用者の居宅に理学療法士や作業療法士が訪問し、サービスを提供します。
利用者が介護老人保健施設や診療所、病院に通ってサービスを受ける場合は「介護予防通所リハビリテーション」と言います。通う場合と来てもらう場合でサービスの利用料金が異なります。

介護予防の目的とは

介護予防の目的は、利用者が要介護者となってしまう前にケアを行うことです。「いつまでも元気に暮らすために」自立した生活を営むことができるよう支援をします。
厚生労働省によると、2025年の超高齢化社会に向けて、予防介護の地域包括ケアシステムを構築していくことが今後は非常に重要とされています。
介護予防訪問リハビリテーションの中には、予防だけでなく個人の身体能力に合わせたサービス内容があります。サービス内容の詳細は次で紹介します。

2、サービスの内容とは

介護予防訪問リハビリテーションのサービスには、「身体機能」と「日常生活」の大きく2種類のサービスがあります。

・身体機能
身体機能の向上・維持のために、指導の元実際に体を動かします。
関節拘縮の予防、筋力・体力の維持、褥瘡の予防、自主トレーニングの指導

・日常生活
日常生活に必要な動作をするための運動を行います。
屋内外の歩行練習、基本動作訓練(寝返り、起き上がり、移乗動作など)
日常生活動作訓練(階段の昇降、入浴、トイレ動作など)ほか

3、サービスの対象者とは

対象者となる条件

介護予防訪問リハビリテーションのサービス対象者は、“要支援1または要支援2”と決められています。
「要支援」とは地域の役所から受ける認定のことです。要支援の認定条件は「日常生活に不便をきたしている人」「現在介護は必要ではないが、将来的に要介護状態になる可能性がある人」が対象となっています。

「要支援」と「要介護」

介護認定である、「要支援」は「要介護」と混同されがちです。しかし言葉は似ていても意味は大きく全く異なります。
要介護は要支援とは異なり、「現在介護の必要がある人」が受ける認定のことです。そのため、「介護の必要はないが不便を感じている」要支援よりも、介護認定が進んだ状態のことです。
大切なのは「要支援」のうちにきちんと予防介護サービスを受けて、「要介護」状態にならないように、またはなってしまうまでを緩やかにすることです。

4、気になる利用料金は?

介護予防訪問リハビリテーションの利用料金は、1回あたり20分以上のサービスを行った場合に302円です。(1割自己負担の場合の金額です)
ちなみに介護予防通所リハビリテーションの場合は1ヶ月の料金となります。要支援1で1,812円、要支援2が3,715円となっています。
これはサービス提供事業所の所在地、サービス提供体制、サービスの内容等に応じて異なります。そのため正確な料金が知りたいときは、市区町村の窓口や地域包括支援センター、ケアマネジャーに問い合わせをしましょう。

5、介護予防を行って健康な老後を

近年、介護については注目が集まっていますが、介護が必要となるその前の介護予防についてはまだまだ認知が少ないのが現状です。
介護は、適切なケアを受けることで予防をすることができます。そのため、介護が必要になってから考えるのではなく、必要となるその前に地域のサービスを利用することが大切です。

もし親族や身近な関係の方、介護予防を必要としている方がいればぜひ一度、地域の自治体に相談してみましょう。これからの超高齢化社会に向けて、健康な暮らしを続けるネットワークを包括していく行動こそが大切なのです。

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