失敗なし!効率よし!介護求人の探し方・見極め方

更新日:2023年04月10日

公開日:2019年07月17日

効率よし!失敗なし!介護の求人 探し方と見極め方

介護職は求人数が多く、勤務形態もさまざま。そのため求人を選ぶのに時間がかかったり、条件を絞り込むだけでも大変です。

「初めての転職、求人はどうやって探せばいいの?」
「求人選びに失敗したくない!!」


そんなあなたに、介護求人の探し方と、転職先選びに失敗しないためのポイントをお伝えします。

本コラムでは、
■介護求人を探す5つの方法
■求人選びに失敗しないためのポイント
■自分に合った転職先かを見極める方法

について書いています。

介護職の転職活動を始める前にぜひお読みください!

介護職の求人 5つの探し方

介護職の求人 5つの探し方

求人検索の方法として最もポピュラーで手軽な方法は求人サイト検索エンジンを使う方法です。それから、地域密着の求人に強いのはハローワーク

この二つの方法は、あらゆる職種で利用されるサービスのため既にご存じの方が多いかと思いますが、介護求人を探す方法はこの他にもあります。

介護求人を探す方法が色々ある中で、失敗しないためのベストな方法とは何でしょうか?
結論として、介護ワーカー編集部がおすすめするのは、やはり転職エージェントを利用する方法です。

以下、介護職の求人の探し方として代表的な5つの方法と、それぞれの特徴について説明していきます。

ハローワーク

ハローワークは地元の求人に強いので、家の近くで働きたいと考えている方にはおすすめです。さまざまな職種の求人がありますが、介護職の求人も豊富にあります。ハローワークは求人掲載が無料のため、小さな事業所が利用している可能性は大いにあります。

デメリットを挙げるとすれば、実際にその求人を紹介してもらうにはハローワークに通わなければいけないことです。(求人検索のみインターネットでできます。)

もう一点のデメリットは、写真がなく情報量も少ないこと。求人情報だけでは雰囲気や詳細がわかりづらいことにあります。

求人検索エンジン、求人サイト

PCやスマートフォンでの求人検索は、インターネット環境さえあれば、最も手軽にできる方法です。

求人情報は毎日、あるいは週一回程度の頻度で更新されますので、こまめにチェックすることで最新の情報を得られます

ただし情報収集や面接の日程調整などは自分で行わなければいけません。空き時間や自分の都合で探せる便利さはある反面、働きながら転職活動をする人や、毎日忙しい人はスケジュール調整が少々大変かもしれません。

折込広告、求人情報誌

介護職の求人は、折込広告やコンビニに設置されている求人誌にもよく掲載されています。折込広告は配布地域近辺にある介護施設の求人がメインです。

募集人数(採用枠)が少ない可能性があるので競争率は高いと思っておいたほうが良いでしょう。

転職エージェント(人材紹介会社)

求人探しに不安な人は人材紹介会社の利用をおすすめします。

介護職専門の転職エージェントの場合、豊富な求人の中からあなたの希望条件にあった求人を何件かピックアップして紹介してくれますので、一から自分で探す必要がありません

担当のアドバイザーがつき、給与の条件交渉をしてくれたり、離職率が高い施設の紹介は避けるなど一人ひとりの転職希望者に合わせたサポートをしてくれるので、転職活動に不安な方はぜひ利用しましょう。

もちろん介護ワーカーへのご登録も大歓迎です。
★介護ワーカーに転職相談する

知人の紹介

知人の紹介であれば、採用前提で面接してもらえることが多く、入職までスムーズに運ぶことがメリットです。親しい間柄であれば、人間関係や職場環境、待遇面など込み入った質問も気兼ねなく聞けるのも利点。

ただし、知人の紹介なので嫌なことがあってもすぐに辞めづらい可能性があります。

また自分が転職したい時期に話がなければできないことので、タイミングが合わなければ難しい方法です。

介護職の求人を探す前にやっておくべき二つのこと

介護職の求人を探す前に希望条件と目標を明確にしておこう


■希望条件を明確にすること

■「やりたいこと」「なりたい自分」のビジョンを持つ



転職するにあたり、希望条件は挙げればきりがありません。
あなたにとって働くうえで譲れない条件は何でしょうか?

給料?
立地?
時間帯?
人間関係?

すべてが希望通りの求人を見つけるのは、なかなか難しいことです。
転職の希望条件を書き出し、その中でこれは「絶対条件」というものに絞ってみてください
前職で我慢できなかったこと、退職理由などが当てはまると思います。

自分が何を大切に、どんなところで働きたいのかを明確にしておきましょう。

 
 
そしてもう一点明確にしておくべきこと。
それは、新しい職場でのビジョン「やりたいこと」「なりたい自分」です。

介護の仕事をなぜやりたいのか?
介護の仕事を通じてどのようなことを実現したいのか?
将来どうなりたいのか?


あなたはすぐに答えられるでしょうか。キャリアプランや目標が具体的なほど、求人を絞りやすくなります。

 
この2点を明確にすることで効率よく求人選びができます。

これで失敗なし!良い介護求人を見極めるための3ステップ

良い介護求人を見極めるための3ステップ

いよいよ求人選びのスタート。様々な求人情報がある中で、自分に合った施設をどのように見つければいいのでしょうか。それにはやはり情報集めが必須です。

良い介護求人を見極めるための3ステップをお伝えします。


Step 1求人情報、ホームページや口コミなどで情報収集

Step 2.転職アドバイザーや知人から話を聞く

Step 3.施設見学をさせてもらう


求人情報や施設のホームページから情報収集

まず調べられることは自分で調べましょう。

・施設の規模、設備、概要
・施設や事業所の経営理念、方針
・雇用条件、給与・待遇


これらは施設のホームページなどからある程度わかる情報です。

実際に見てみないとわからない部分や相違点もありますが、他の施設と比較したり、希望条件と合うかチェックしたり…と、できることはあります。

これで、たくさんある求人の中から自分の希望条件に合うところを数件まで絞り込めるでしょう。

転職アドバイザーや知人から話を聞く

「人材紹介事業」を利用したり「知人の紹介」で転職する場合は、紹介者から生の声、鮮度の高い情報を得られます。

転職エージェントのアドバイザーは、直接施設に足を踏み入れて情報収集をしています。例えば、「ここの社食がおいしい」とか、「スタッフ同士が仲良く、雰囲気がいい」「離職率が低い」といったことです。
中の人間ではないからこそ、正直にいい点、おすすめポイントを伝えてくれます。わからないことや不安な点はどんどん質問するといいでしょう。

知人の紹介だと、働いているからこそわかる良い点・悪い点を細かく教えてもらえます。また信頼できる知人が働いているのあれば、それ自体が安心感に繋がります。

施設見学をさせてもらう

施設見学は、可能であれば極力しておいたほうがいいでしょう。

希望すると、ほとんどの施設が面接と一緒に見学させてくれます。断るところは少ないはずです。そこで万が一断られた場合は、「人員が足りていない」「運営がうまくいっていない」可能性があるので要注意です。

入居者やスタッフの様子がよくわかる、昼食時やレクリエーションの時間に訪問できるとベストです。難しいかもしれませんが、希望を伝えてみてもいいかもしれません。

見学のアテンドは施設長や面接者が担当することが多いので、施設を回りながら、教育体制や運営方針、入居者との関わりの中で大切にしていることなども質問してみましょう。

施設見学ではここをチェック!!

施設見学をする際は、自分の希望条件に合うか見極めるために、あらかじめチェックリストを作っておくことをおすすめします。

一例ですが、下記の項目だけでも色々とわかることがあります。


<入居者>
□笑顔、活気があるか
□ひげが伸びていないか(男性)
□清潔感はあるか(衣服、シーツに食べこぼしなどの汚れが付いたまま)

入居者については、「ケアが行き届いているか」「入居者が不満や不便さを感じていないか」という視点で見ます。



<スタッフ>

□入居者やスタッフへの挨拶があるか
□笑顔はあるか
□ゆったりと余裕がある動きか

スタッフは、「コミュニケーションをとっているか」「チームワークがあるか」「楽しそうに働いているか」という視点で見てください。



<施設>

□ゴミやホコリが放置されていないか
□水回りやトイレのにおい

施設内は「清掃が行き届いているか」「清潔感があるか」がポイントです。


これらの項目に×が付く場合の背景として、施設の管理不足、人員不足、スタッフの教育・指導不足が考えられます。

雰囲気の良い施設は入居者、スタッフともにいきいきと笑顔があり、清掃が行き届いています。築年数が経っていても清潔感があれば問題ありません。

できれば、実際に働いているスタッフからも話を聞かせてもらいましょう。現場で働くスタッフから話を聞くほうが仕事のイメージがわきやすいと思います。

・残業はどのくらいしているか
・仕事の楽しさ、やりがい
・キャリアアップ、スキルアップについて

など、働くにあたって自分が気になる点や業務内容についての質問をしましょう。

ただし、給料や福利厚生、印象が悪くなってしまう質問は避けること。聞きたいことがあれば、事前にリストアップして簡潔に質問しましょう。

まとめ

■介護求人を探す5つの方法
・ハローワーク
・求人検索エンジン、求人サイト
・折込広告、求人誌
・介護職専門の人材紹介事業
・知人の紹介

■求人選びに失敗しないためのポイント
・希望条件を明確にする
・「やりたいこと」「なりたい自分」のビジョンを持つ

■自分にあった転職先かを見極める3ステップ
1.求人情報、ホームページや口コミなどで情報収集
2.転職アドバイザーや知人から話を聞く
3.施設見学をさせてもらう


介護求人を探す方法はいくつかありますが、たくさんある求人情報の中から失敗せずに転職先を選ぶためには、自分の求人を必ず明確にしておくことと、情報収集が不可欠です。

最も効率が良い探し方は転職エージェントの利用です。自分で探すよりも失敗するリスクが少ないこともメリットのひとつ。なかなか知りえない情報を得られたり、非公開求人の紹介を受けられる場合もあります。無料で利用できるので、複数のエージェントに登録するのもおすすめです。

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※掲載情報は公開日あるいは2023年04月10日時点のものです。制度・法の改定や改正などにより最新のものでない可能性があります。

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