介護口腔ケア推進士とは?資格内容、取得メリットを解説!

公開日:2020年04月17日

更新日:2020年04月17日

資格内容、取得メリットを解説!介護口腔ケア推進士

介護口腔ケア推進士という資格をご紹介します。
高齢者の方の口腔ケアをされる介護士、看護師のスキルアップ資格です。
普段、介護をされている一般の方にももちろん役立ちます。

本コラムでは「介護口腔ケア推進士」の
■資格内容
■資格取得のメリット
■試験の概要
■上級資格・関連資格

について解説していきます。

介護口腔ケア推進士とは?

介護口腔ケア推進士は「一般社団法人総合健康支援推進協会」という民間の団体が実施している検定資格です。2014年に設立されました。

介護現場で必要とされる口腔ケアを正しい知識で身につけられる資格で、要介護者の健康維持とQOL向上を目的としています。

■口腔ケアの重要性

はじめに口腔ケアの重要性についてお伝えします。
要介護者が「自分の口で美味しく食事をとる」ことで、認知症や誤嚥性肺炎の予防、QOLの向上が期待できます。そのためには日頃のケアが欠かせません。

口腔内を清潔に保つことが心身の健康を保つことにもつながります。
反対に口腔環境が整っていないと、様々な支障をきたす可能性があるのです。
 ・誤嚥性肺炎
 ・認知症
 ・口腔機能の低下

しかし高齢者は口腔内の清潔を保つケアを自力でするのが難しいため、放っておくと口腔環境も心身の健康状態もどんどん悪くなってしまいます。

以下は、高齢者の口腔環境が悪化する主な要因です。
 ・虫歯・歯周病
 ・ドライマウスによる自浄作用の低下
 ・詰め物や入れ歯
 ・味覚障害


これらを防ぐためにも介護する側が正しい口腔ケアの知識をつけ、ケアをしてあげることが非常に重要となるのです。

■介護口腔ケア推進士資格で学べること

ではこの資格でどのようなことが学べるのか、具体的な内容をお伝えしていきます。

資格の勉強は、基本的には公式テキストに沿って独学で進めていきます。(不安な方は通信講座もあります。)

以下は、「介護口腔ケア推進士試験 公式テキスト|日本能率協会」の内容です。


■Part1 口腔ケアの基本
 ・第1章 介護と口腔ケア
 ・第2章 口腔と関連器官の構造
 ・第3章 口腔に見られる症状と関連する疾病
 ・第4章 口腔ケアの実際

■Part2 口腔ケアの実践
 ・第1章 口腔ケアの意義
 ・第2章 環境の観察法 
 ・第3章 症例に応じた口腔ケア方法
 ・第4章 専門家・専門機関との連携

これらの内容を、テキストを読みながら学習していきます。
学習期間の目安は3ヶ月程度あれば、スケジュールを立てて無理なく進められるのではないかと思います。

参照:公式テキスト

資格取得のメリット

介護口腔ケア推進士 資格取得のメリット

介護口腔ケア推進士資格を取得する最大のメリットは、高齢者に心身の健康と食べる喜びを提供できるようになることです。
利用者の方に正しい口腔ケアをして感謝され、喜んでもらえることは介護職の大きなやりがいとなるでしょう。

他にも
・口腔ケアの正しい知識とスキルが身につく
・介護現場の実践で活かせる
・職場での教育に役立てられる
・家族の介護にも役立てられる

といったメリットがあります。

直接的に給料アップにつながる資格ではありませんが、転職の際にはスキルとして自信を持ってアピールしていいでしょう。

介護口腔ケア推進士資格の試験概要

介護口腔ケア推進士の試験概要について

ここからは試験の概要、
■受験資格
■試験日時・場所・費用
■試験内容・難易度・合格率

について解説していきます。

■受験資格

介護口腔ケア推進士に受験資格はなく、誰でも受講可能です。

受験予約・申し込みは、インターネット受付のみ。
希望受験日の1か月前から3日前までに予約しましょう。

■試験の日時・場所・費用

■日程
開催期間内ならいつでも受講可能。
ただし3日前までの予約申込みが必要。
(※開催期間は公式サイトの試験概要を参照)

■会場
全国約260カ所ある会場で受講可能。
(※各会場のスケジュールは公式サイトのテストセンター空席照会を参照) 

■費用
8,460円(10%消費税含む)
合格後に認定証発行手数料として別途3,000円が必要

■持ち物
本人確認証

<<詳しくはこちら>>
介護口腔ケア推進士 検定試験|一般社団法人総合健康支援推進協会

■試験内容と難易度・合格率

介護口腔ケア推進士試験は、CBT方式 で行われます。
多肢選択式で50問出題(60分)のテストで、文字入力やマウスが使える程度の簡単なPC操作が必要になります。


CBTとは?

Computer Based Testingの略で、コンピュータで受験する方式のテストで問題用紙やマークシートなどの紙を使いません。
受験申込・試験実施・合否通知までが自動化されており、受験者は1年間を通じて好きな場所で受験できるのがメリットです。

■試験内容
試験問題は「介護口腔ケア推進士試験公式テキスト」の内容から出題されます。

・介護と口腔ケア
・口腔と関連器官の構造
・口腔に見られる症状と関連する疾患
・口腔ケアの実際、口腔ケアの意義
・環境の観察法
・症状に応じた口腔ケア方法
・看取りと口腔ケア
・専門家・専門機関との連携


合格点は70点基準(補正あり)です。
合否は即時判定されます。


■難易度・合格率
難易度や合格率について公式の発表はありませんが、正しい知識を学ぶということが大前提の資格であるため、テキストに沿って勉強すれば合格は難しくないといえるでしょう。
またこの資格の更新制度はありません。

上級資格について

さて、介護口腔ケア推進士には上級資格がありますので、それについても簡単に触れておきましょう。
上級は2019年にできたばかりの資格です。

受験資格は
・「介護口腔ケア推進士」の試験合格者(認定証が必要)
・「上級 実践的な口腔ケア研修会」を受講できる者
と定められています。

約5時間の研修会を受講と筆記試験(4肢択一問題、穴埋め記述問題など全40問)の合格が必須となります。(※試験内容に変更の可能性もあり)

試験開催場所は現在、東京の会場のみ。
半年に一回のペースで開催されており、費用は3万円です。

より高度な知識とスキルを身につけたい方向けの資格ですので、興味がある人は公式ホームページで詳細をご確認ください。

■介護口腔ケア推進士 上級資格について

こちらもおすすめ!スキルアップにつながる資格

介護口腔ケア推進士以外にも、介護の現場で役立てられる資格を紹介していきます。
どれも実践で活かせるスキルを身に付けたい介護士さんにおすすめの資格ですので、ぜひ参考にしてみてください。

■喀痰吸引の技術が身につく!
喀痰吸引等研修 ってどんな資格?

■認知症への理解を深め、向き合い方を学べる!
介護の現場で活躍できる「認知症ケア専門士」ってどんな資格?

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高齢者の介護を未然に防ごう!介護予防運動指導員ってどんな資格?

■レクの司会進行にも自信が持てるようになる!
レクリエーション介護士の資格の取得方法と仕事内容を徹底解説!

<<資格一覧はこちらから>>
知って得する!介護の資格を徹底調査しました!

まとめ

介護口腔ケア推進士資格について解説しました。

この資格で口腔ケアについて学ぶことで、要介護者に「最後まで自分の口で食事をとる」喜びを感じてもらえる手助けができるようになります。
介護職員にとって利用者のQOL向上に貢献できることは、仕事の大きなやりがいにつながります。

ぜひ正しい口腔ケアの知識を身につけて実戦で活かしてください。

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