介護事務実務士とは?スキルアップしたい方におすすめの資格!

公開日:2020年06月26日

更新日:2020年07月27日

介護事務実務士とは? スキルアップしたい方におすすめ!

「介護事務実務士」という資格をご存じでしょうか?
介護に携わっている方でも、聞いたことがないという方は少なくないはず。介護の資格といえば、初任者研修や実務者研修、ケアマネなどを思い浮かべますが、介護にかかわる事務業務にもいくつかの資格があります。
そのなかで、今回は「介護事務実務士」についてご紹介したいと思います。

介護事務実務士とは?どんな資格?

介護事務実務士ってどんな資格?

介護事務実務士とは、介護保険法に沿って介護事務ができるようになる資格です。
介護事務実務士は、介護保険請求事務の実務能力があるということを証明する認定資格で、介護老人保健施設などの介護関連施設において必要とされています。

資格の認定は「NPO法人 医療福祉情報実務能力協会|MEDIN(メッドイン)」がおこなっています。
介護事務実務士の資格を取得する方は、スキルアップを考えている介護職員の方や介護の仕事に携わりたい方などさまざまです。
介護職員として勤務している方は、介護事務実務士の資格を取得することで事務関係の仕事と兼務することが可能になるため、給料アップに繋がるなどのメリットがあります。
また「介護の仕事に携わりたい・・・でも、体力に自信がない・・・」という方は、介護事務実務士の資格を取得しておくことで、施設の事務員さんとしての採用率は高くなります。
介護事務実務士を取得する方法は「認定試験を受験する」「通信講座を修了する」の2通りあります。この資格は受験資格に必要資格や年齢制限がないため誰でも受験することが可能です。通信講座で学べるので、仕事や家事、育児で忙しいという方でも取得しやすい資格といえます。

介護事務実務士の仕事内容とは

介護事務実務士の仕事内容とは?

介護事務実務士の仕事内容について見ていきましょう。
介護事務実務士のおもな仕事は、利用者さんの応対、受付・案内・会計業務、介護保険請求事務(レセプト作成)、業務管理・サポートなどです。

受付・案内・会計業務では、
・利用者さんから保険証を預かる
・施設の利用料金を計算し受け取る
・新規申し込みなどの対応
・電話の対応

などが主な業務です。
受付は、施設の顔となる重要なポジション。受付では、多くの人と接する機会が多いためコミュニケーション能力の高さが必要となります。受付の応対によって施設全体の印象を大きく左右するため、利用者さんやご家族、新規の方などに安心感を与えられる笑顔や気遣いが求められます。
 
介護保険請求事務(レセプト作成)では、
・領収書の発行
・介護サービス料の計算
・レセプト作成

などがおもな業務です。
会計をするために必要な事務作業すべてをおこないます。
なかでも、レセプト作成はとても重要な業務で、介護施設が市町村に提出する「介護給付費明細書」という請求書を作成しなければなりません。
経営にかかわる業務ですので、なによりも正確さが求められる仕事です。
 
業務管理・サポートでは、
・各部署への連絡調整
・職員の出勤管理
・入所手続き(利用者さん)
・介護サービスに関する問い合わせの応対

などの業務をおこないます。
勤務する施設や施設の規模によって担当する業務は異なります。
大きい規模の施設になるほど、利用者さんの数もスタッフの数も多くなるため、その分やるべき事務業務も増えます。反対に、施設の規模が大きくない場合は事務業務も少なくなるため、施設によっては介護スタッフのサポートなどをおこなう場合もあります。

介護事務実務士の資格取得について!取得方法は2通りある?

資格の取得方法は2つから選べる!

介護事務実務士は【NPO法人 医療福祉情報実務能力協会|MEDIN(メッドイン)】が主催している民間資格です。介護事務実務士の取得方法は「協会指定校で受験する方法」と「指定校の講座を受講する方法」の2つ。それぞれどのように資格取得するのか、取得方法について詳しく見ていきましょう。

<協会指定校での受験>

医療福祉情報実務能力協会が指定している教育指定校での団体受験を受け、合格することで介護事務実務士を取得できます。
協会指定校での受験概要は以下です。

【資格の種類】
民間資格
【受験資格】
年齢、学歴、経歴などによる制限はなく、誰でも受験可能。
【試験期日】
年4回
【試験内容】
[学科試験]20問
1)介護保険法および関連法規
2)介護保険制度
居宅サービス・施設サービス
3)介護報酬の請求
[実技試験]3問
・介護給付明細書の作成
介護報酬明細書作成:1)居宅サービス 2)施設サービス より3問
【受験料】
7,700円
【受験場所】
協会の教育指定校における団体受験のみの実施
【主催団体】
NPO法人 医療福祉情報実務能力協会
 
※実務能力認定試験合格者の認定証発行手数料:1,540円

◇詳しくは「医療福祉情報実務能力協会」のホームページをご覧ください。

<指定校の講座を受講する>

医療福祉情報実務能力協会の「協会賛助会員指定校」にて、介護事務教育課程を受講修了することで介護事務実務士資格を取得できます。
講座の例として、指定校であるヒューマンアカデミーの講座概要をご紹介します。

【講座名】
介護保険請求事務講座
【受講期間】
約4カ月
※標準学習期間
【講座価格】
3万5,000円
※分割払いあり
【カリキュラム】
1)介護保険制度についての学習
・介護保険制度成立の背景
・介護保険制度の基本構成
・給付管理業務
2)介護報酬についての学習
・介護報酬の原則
・介護報酬算定のポイント
・介護給付費明細書の作成方法
3)介護報酬請求事務ソフトを使用して学習
・操作方法の取得
・介護保険演習問題集
4)実力診断テスト(第1回~第4回)
学科問題と実技問題をおこないます。
5)修了認定試験
上記4実力診断テストを提出後に行います。
【受験資格】
通信教育講座に付属している通信添削の課題(実力診断テスト全4回+修了認定試験1回)を一定の成績で修了していること。
※指定校受講修了による認定証発行手数料:3,100円 ※認定審査料込

◇詳しくは「『たのまな』ヒューマンアカデミーの通信講座|介護保険請求事務講座」をご覧ください。

介護事務実務士として活躍できる場所

どんな場所で活躍できるの?

介護事務実務士の資格を取得すると、どんな場所で働くことができるのでしょうか?
介護事務実務士として活躍できる場所についてみていきましょう。
 
介護事務実務士として活躍できる場所は、さまざまな医療機関や介護施設、事業所となります。活躍できるおもな職場の例は以下です。

【介護事務実務士として活躍できる職場】
・ヘルパーステーション
・訪問介護ステーション
・デイサービスセンター
・ショートステイ
・グループホーム
・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
・在宅介護サービス事業所
など

介護事務は、必ずしも資格がないと働けないわけではありません。
しかしながら、実際の介護施設や事業所は介護スタッフと事務の両方を兼務できる方を採用する傾向にあるのが事実です。規模の大きい施設などでは、介護事務スタッフとして募集しているところもありますが、それほど募集数は多くありません。
そのため、介護事務スタッフとして働きたいと思っている方は、採用率を上げるためにも資格取得は必須といえます。資格を保有していることで「この人は介護事務に関して、一定水準の知識とスキルが備わっている」という証明かつアピールになるため、採用されやすくなります。
また、介護スタッフとして働いている方は、介護事務実務士を取得することでスキルアップに繋がるだけではなく、転職の際に有利になることも資格取得のメリットの一つです。
前述したように、介護スタッフと事務スタッフを兼務できる人材を求めている施設が多いため、希望する施設に採用される確率は上がるでしょう。

さいごに

さいごに

介護事務実務士は、取得するのにそれほどハードルは高くないため、誰でも挑戦できる資格です。高齢化が進むいま、新しい介護施設がどんどん増えているため、介護事務実務士の資格保有者の需要は高まってきています。介護事務実務士は、転職を考えている方や子育てなどで介護職から離れ復職を考えている方、今後も介護に携わっていきたいと思っている方などにおすすめの資格といえます。

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