地域活動支援センターとはどんな職場?仕事内容・給料についてもご紹介!

更新日:2021年01月07日

公開日:2020年11月26日

地域活動支援センターってどんな職場?仕事内容・給料・求人事情

地域活動支援センターは、簡単に説明すると障がいを抱える方の活動をサポートする場所です。
障がいのある方と関わる仕事に興味を持ち始めたばかりの方などは、地域活動支援センターがどのような職場なのかよく分からないという方は少なくないはず。
そこで、地域活動支援センターとはどのような場所なのか、また支援内容や型種類、仕事内容、給料などについて詳しくご紹介したいと思います。

地域活動支援センターとは?

地域活動支援センターとは?

地域活動支援センターとは、地域で暮らす障がい(身体・精神・知的)を抱えている方の日常生活や社会生活をサポートする支援機関の一つです。障がいを持っている方を対象とし、創作的活動または生産活動の機会提供と地域社会との交流の促進を図ります。
 
地域活動支援センターでの支援内容は、事業所や市町村によって多岐にわたり、さまざまな特徴があります。どのようなサービスがあるのか、内容の一部をご紹介したいと思います。
 
<サービス内容>
・創作活動(手工芸品などの制作)
・バザーなどで制作物の販売
・プログラム(料理講座、パソコン教室など)
・公園の掃除などの環境美化活動
・レクリエーション(カラオケ、ボーリング、季節のイベントなど)
・地域イベントへの参加
・グループ活動
・日常生活相談
・フリースペースの提供
など

地域活動支援センター「Ⅰ型 Ⅱ型 Ⅲ型」の違い

地域活動支援センターⅠ型・Ⅱ型・Ⅲ型

地域活動支援センターは「基礎的事業」と「機能強化事業(Ⅰ型 Ⅱ型 Ⅲ型)」の2つの事業で構成されています。
以下の図は構成を分かりやすく表したものです。

地域活動支援センター構成の図

「基礎的事業」は、地域活動支援センターの利用者に対し創作的活動や生産活動の機会を提供するというもの。
 
「機能強化事業」は、基礎的事業に加えて地域活動支援センターの機能をより充実させ強化を図るための事業です。地域活動支援センター強化事業は、「地域活動支援センターI型」、「地域活動支援センターII型」、「地域活動支援センターIII型」の3つに分けられています。
 
厚生労働省の「地域生活支援事業実施要綱(案)」によると、上記類型の事業内容は以下のようになっています。

地域活動支援センターI型専門職員(精神保健福祉士等)を配置し、医療・福祉及び地域の社会基盤との連携強化のための調整、地域住民ボランティア育成、障害に対する理解促進を図るための普及啓発等の事業を実施すること。なお、相談支援事業を併せて実施ないし委託を受けていることを要件とする。
地域活動支援センターII型地域において雇用・就労が困難な在宅障害者に対し、機能訓練、社会適応訓練、入浴等のサービスを実施すること。
地域活動支援センターIII型(ア)実施主体から委託を受ける場合には、地域の障害者のための援護対策として地域の障害者団体等が実施する通所による援護事業(小規模作業所)の実績を5年以上有していること。
(イ)自立支援給付に基づく事業所に併設して実施すること。

※引用:「厚生労働省|地域生活支援事業実施要綱(案)」
 
職員の配置基準や利用者数などの基準は、以下のように各型にて定められています。

職員配置
基礎的事業2名以上の職員を配置し、うち1名は専任者を置くこと
地域活動支援センターI型基礎的事業による職員の他1名以上を配置し、うち2名以上を常勤とすること
地域活動支援センターII型基礎的事業による職員の他1名以上を配置し、うち1名以上を常勤とすること
地域活動支援センターIII型基礎的事業による職員のうち1名以上を常勤とすること
利用者数
地域活動支援センターI型1日あたりの実利用人員が20名以上であること
地域活動支援センターII型1日あたりの実利用人員が15名以上であること
地域活動支援センターIII型1日あたりの実利用人員が10名以上であること

※引用:「厚生労働省|地域生活支援事業実施要綱(案)」

Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型で働く職員の保有資格とは?

Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型で働いている方はどのような資格を保有している方が多いのか調べてみたので見ていきましょう。
 
【地域活動支援センターI型】
・精神保健福祉士
・社会福祉士
・社会福祉士 など
 

地域活動支援センターI型では、精神保健福祉士や社会福祉士などの専門的能力を持った職員の配置が必須とされています。そのため、Ⅰ型で働いている職員のほとんどが精神保健福祉士もしくは社会福祉士の資格を保有者です。
その他には、ホームヘルパーや看護師、保健師、介護福祉士などの資格を持っている方が働いています。
 
【地域活動支援センターII型・Ⅲ型】
・教員免許
・保育士
・介護職員実務者研修 など

 
地域活動支援センターII型・Ⅲ型は、専門職員の配置は必須ではないため働いている職員が保有している資格はさまざまです。
II型・Ⅲ型では、教員免許や保育士、介護職員実務者研修、初任者研修などの資格を持っている方が生活支援員や指導員、職業相談員などとして働いています。未経験の方や異業種からの転職者も少なくありません。

地域活動支援センターでの仕事内容について

地域活動支援センター仕事内容 ・地域生活支援・日中活動の支援・記録の作成など

地域活動支援センターでの仕事内容について見ていきましょう。
 
地域活動支援センターでのおもな仕事内容は、障がい者の地域生活支援や日中活動の支援、記録の作成などです。事業所によっては、利用者の送迎をおこなっている場合もあります。
 
障がい者の地域生活支援では「相談対応」「訪問・通院の同行」などの業務をおこないます。日中活動の支援では「創作活動」「プログラム」などの指導やサポート業務や「食事の調理」「掃除」などを利用者とおこないます。
 
また、季節のイベントやレクリエーションの企画など、事業者や各市町村、類型によって仕事内容は多岐にわたります。
 

地域活動支援センターの給料はどのくらい?

地域生活支援センターの給料ってどのくらい?

地域活動支援センターへの転職を考えるうえで、気になるのが給料ではないでしょうか?
そこで、地域活動支援センターで働く支援員の給料についてハローワークに掲載されている求人情報をもとに調べてみました。
 
地域活動支援センターでの正社員とパートの平均月給額、時給額は以下です。
 
[正社員]平均月給額: 18万4200円~22万円
[パート]平均時給額:1000円~1180円
 

正社員で最も低い給料額は約16万3000円、反対に最も高い給料額は約33万円でした。その差は16万7000円とおよそ倍近くの金額差がありました。
給料額は、働く地域や事業所だけでなく保有している資格によっても異なり、精神保健福祉士や社会福祉士などの資格を必須としている事業所は基本給の金額も高めの傾向にあります。
 
◎ハローワークの求人情報を見たい方は以下をご覧ください。
「ハローワークインターネットサービス」

地域活動支援センターの求人事情

地域活動支援センターの求人事情

地域活動支援センターの求人事情についてご紹介したいと思います。
 
地域活動支援センターでの支援員の求人数はそれほど多いとは言えません。
そのため、高給料・高待遇など条件のいい求人は倍率が高くすぐに決まってしまうため、いい求人を見つけたらすぐに応募することをおすすめします。
 
地域活動支援センターは、資格がなくても働ける事業所もありますが保有していると歓迎される資格があるのも事実です。
そこで、持っていると採用してもらいやすい資格をご紹介したいと思います。
 
【歓迎される資格】
・保育士
・教員免許
・介護職員実務者研修(旧ヘルパー1級/基礎研修)
・介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)
・介護福祉士
・看護師
・社会福祉士
・精神保健福祉士
・相談支援専門員
など

 
どの資格も持っていないという方は、比較的チャレンジしやすい介護職員初任者研修や実務者研修の資格取得から始めてみるのもいいでしょう。

◇資格取得について詳しく知りたい方は、以下のコラムをチェックしてみてください。
◎介護職員初任者研修
「どんな資格?介護職員初任者研修を徹底調査!」

◎介護職員実務者研修
「介護福祉士実務者研修ってどんな資格?徹底調査しました!」

◎精神保健福祉士
「わかりやすく解説!ニーズが高まる精神保健福祉士資格とは」

◎介護福祉士
「かんたん解説!介護福祉士とはどんな資格?

◎社会福祉士
「わかりやすく解説!社会福祉士ってどんな資格?」

まとめ

地域活動支援センターでの支援内容は、市区町村や事業所によってさまざまです。
そのため、転職する職場を選ぶ際には給料や待遇だけでなく、どのような支援内容をおこなっているのかをチェックし、自分に合っているかを確認しておくことが大切です。

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