【介護の用語集・さ行】現場で使われる基礎知識・専門用語を紹介!

更新日:2020年12月10日

公開日:2020年12月04日

現場で役立つ介護用語集「さ行」

介護現場でよく使われる基礎知識や専門用語をまとめました。
さ行の用語を解説しています。
介護従事者の方、介護福祉士を目指されている方、介護に興味がある方はぜひお役立てください。

介護現場で役立つ用語集「さ」

サービス担当者会議
的確な介護支援を行うために、ケアマネージャーが作成したケアプランの内容援助に携わる者が集まり討議する会議のことです。主催者はケアマネージャーです。
 
<関連コラム>
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サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
バリアフリー等の構造を有し、介護・医療と連携し高齢者を支援するサービスを提供する住宅です。サ高住と略されることもあります。
賃貸借契約を結ぶことが前提となっており、サービスは選択制。住まいとケアが別契約になっている賃貸住宅です。
 
<関連コラム>
◆サービス付き高齢者向け住宅?(サ高住)ってどんな施設? 
 
 
座位
座っている状態。上半身をほぼ90度に起こした姿勢を指します。
 
 
災害時要援護者台帳
地震や台風などの災害に備えるため、避難支援が必要な人を登録した台帳です。
家族らの支援が困難な重度の障がい者や1人暮らしの高齢者などの支援体制を整備し、地域での援護活動等に役立てるために、本人や家族の同意を得て避難支援関係者へ情報提供されます。
 
 
在宅介護支援センター
介護を必要としている高齢者やその家族に対して、必要な福祉サービスを調整し、在宅介護の相談や指導を行う機関です。
介護福祉士や看護師が常時待機し、寝たきりなどのお年寄りを抱えた家族のために各種介護相談に応じたり、福祉用具の紹介などを行っています。
 
 
在宅介護
老化や障がいによって自立した生活を送れない人が、施設に頼らず家庭において介護を受けること。またはその人に対して家庭で介護を提供すること。
 
 
在宅サービス
自宅で生活する高齢者や身体障害者に対して、訪問介護・訪問看護・訪問入浴などのサービスを中心に総合的なケアを提供すること。
 
 
在宅酸素療法
HOT(ホット;Home Oxygen Therapyの略)といわれることもあります。
呼吸不全の人が自宅で空気の酸素濃縮装置を使用して酸素吸入を行う療法です。
これによって酸素濃度レベルが低下している人に必要な量の酸素を供給することができます。
 
 
作業療法
人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる「作業に焦点を当てた治療、指導、援助」と定義されています。
作業とは、日常生活活動、家事、仕事、趣味、遊び、対人交流、休養などに加えて、個々にとって「できるようになりたいこと」や「できる必要があること」といった目的や価値を持つ行為を指します。 
 
 
作業療法士
医師の指示のもとに、身体又は精神に障がいのある人に対し、日常生活において必要となる作業の指導や支援をし、回復に導けるよう作業療法を行う人です。
 
 
残存機能
何らかの理由によって心身に障害を持つ人に残されている機能のことです。
介護者としては、できること・できないことを見極め、残存機能を「残された機能」として限定的に捉えず、「さらに発展させていく機能」として積極的に活用することが重要です。

介護現場で役立つ用語集「し」

施設介護サービス計画
介護施設に入所する一人ひとりの高齢者のケアプランのことです。
提供するサービス内容やケア方針などを事前に計画し、その内容に基づいて介護を行います。
 
<関連コラム>
◆ケアプランの作成方法とは?作成の流れ・記入例・ポイントもご紹介!

 
施設サービス
介護施設の入所者に提供されるサービスのことです。
 
 
自然死
怪我や病気が原因の死ではなく、加齢によって体の機能が衰えていき、自然に任せてなくなること。
老衰とほぼ同じ意味として認識されています。
 
 
事前評価
アセスメント。
ケアプランの作成にあたって、事前に利用者の身体機能や生活環境を把握し、問題点や課題、希望などを調査の上、分析・評価すること。
 
<関連コラム>
◆ケアマネ必見!アセスメントのコツ&アセスメントシートの書き方まとめ
 
 
失禁
自分の意思とは関係なく、小便や大便を漏らしてしまう事です。
加齢や病気によるものなど、失禁の原因や症状についてはさまざまあります。
 
 
市町村特別給付
市町村の条例で定められた介護給付。
介護保険法で定められた給付以外の独自サービスです。
各自治体によって内容は異なりますが、例えば移送サービスやオムツの支給などの給付があります。
 
 
シニア向け分譲マンション
民間業者が販売するバリアフリーの高齢者向け分譲住宅です。
基本的には自立して生活できる高齢者や要支援者が購入可能です。
緊急時対応がしっかりしていることや、アクティビティが充実していることが特徴です。
 
 
視能訓練士
視機能の専門技術を持つ国家資格です。
斜視や弱視の視能訓練や視機能検査などを行います。
 
 
市民後見人
一般市民による後見人。
社会貢献のため、地方自治体や後見関連団体等が行う後見人養成講座などにより、成年後見制度に関する一定の知識や技術、態度を身に付けた上、他人の成年後見人などになることを希望して、家庭裁判所から選任された人です。
 
 
社会的入院
治療する必要がない人が長期間にわたって入院し続けることです。
介護施設代わりに高齢者が利用することや、精神疾患患者の家族の受け入れ拒否などが大きな要因となっています。
 
 
社会福祉援助技術
ソーシャルワークの実践方法を指し、直接援助技術と間接援助技術に分けられます。
直接援助技術は個々人に福祉サービスを提供することで、間接援助技術は地域ぐるみの支援体制を作ることです。
 
 
社会福祉士
社会福祉士及び介護福祉士法によって創設された福祉専門職の国家資格です。
社会福祉に関する専門知識と技術を有し、身体上又は精神上の障がいを持ち、日常生活に支障がある人の福祉に関する相談に応じ、助言や指導などを行う役割を持ちます。
 
<関連コラム>
◆わかりやすく解説!社会福祉士 ってどんな資格? 

シャワー浴
浴槽に入らずシャワーを使用して髪や体を清潔にする入浴方法です。
体力が低下し、湯船に浸かる負担が大きい利用者に行われます。
 
 
住所地特例
利用者が介護保険施設に入所したことで住所変更となった場合にも、利用者が元々居住していた市区町村が費用を負担する特例措置のことです。
施設が多い市区町村の財政が圧迫されないために、この特別措置がとられています。
 
 
周辺症状
周辺症状は、認知症の中核症状が本来の性格や環境に影響することで現れる症状をいいます。
妄想・抑うつ・興奮・徘徊・不眠・幻覚・せん妄・暴力・介護拒否・失禁などが挙げられます。
 
<関連コラム>
◆認知症介護に悩む全ての方へ! 認知症の基礎知識と適切な対応方法 
 
 
終末医療
ターミナルケアともいいます。
死が避けられない終末期になった時に行う治療やケア。
病気を治すための治療ではなく、身体的・精神的苦痛を緩和しながら生活の質を保つことを目的とした医療です。
 
 
主治医意見書
主治医が申請者の疾病や体調などについての意見を記したもの。
要介護認定の際、コンピュータによる一次判定とともに、介護認定審査会での協議の参考資料として用いられます。 
 
 
腫脹
炎症などが原因で、からだの組織や器官の一部が腫れ上がることです。 
また、細胞の容積が増大した状態をいいます。 腫大。
 
 
ショートステイ
普段は自宅でご家族から介護を受けている人が、家族の旅行や施設の入居待ちといった何らかの理由で短期間だけ施設で介護サービスを受けることをいいます。
 
<関連コラム>
◆ショートステイってどんなサービス?

 
障害支援区分認定
障害の多様な特性、その他の心身の状態に応じて必要とされる標準的な支援の度合を総合的に示すもの。
必要となる支援の程度によって、非該当と区分1~6に区分されています。
 
 
小規模多機能型居宅介護
地域密着型サービスの一つ。
同一の介護事業者が通所介護を中心に、訪問介護やショートステイを一体的に提供するサービスです。
通いと宿泊を組み合わせることで、介護を必要とする人が住み慣れた地域で安心して暮らせるようにサポートを行います。
 
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小地域福祉活動
「誰もが安心して暮らし続けられる地域」をつくるための住人主体の福祉の取り組みです。
地域住民の自発的な意思に基づいて、地域福祉の推進を図ります。
具体的には見守りのネットワークづくり、買い物支援、防災行事などです。
 
 
シルバーハウジング
高齢者が地域の中で自立して、安全かつ快適な生活を営むことができるように配慮された公的賃貸住宅のことです。
住宅は高齢者の身体状況を考慮した構造となっており、緊急通報システムを設置するなど安全面での配慮がなされています。
生活援助員が配置され生活指導や安否の確認、緊急時の対応、一時的家事援助を行っています。
 
 
シルバーマーク
高齢者用のサービスや商品に福祉適合性の観点から品質基準を定め、その基準を満たすた事業者に対して付与されるものです。
 
 
身体介護
身体に直接触れて行う介護のことです。
食事や入浴、排泄、着替えの介助など。
 
 
心的外傷後ストレス障害
PTSD(Post Traumatic Stress Disorderの略)ともいいます。
ショック体験やストレスにより精神的ダメージを受けた場合、時間が経ってもなお、その経験に対して強い恐怖を感じることです。
何かしらのきっかけで過去の体験がフラッシュバックした際に、恐怖感や無力感に襲われたり感情がコントロールできなくなるといった症状が見られます。
 
 
身体拘束
対象者の行動を物理的に抑制すること。
「身体的拘束は、患者の身体や衣服に触れる何らかの用具を使用して、一時的に患者の身体を拘束し、その運動を抑制する行動の制限をいう」と定められています。
例えば徘徊や転倒防止のために、ひもなどで身体を車椅子やベッドにくくりつけるといったことです。
 

介護現場で役立つ用語集「す」

睡眠障害
睡眠に何らかの問題がある状態をいいます。
不眠症など主観的に睡眠障害を感じる場合と、実際に睡眠量やリズムに障害のある場合とがあります。
睡眠量の障害は脳幹の機能障害などが考えられ、睡眠過剰、睡眠欲増加、睡眠発作が起こります。また睡眠時間が減少する場合もあります。
睡眠リズムの障害は、入眠中の障害、中途覚醒の増加などが見られます。夜間せん妄や夢遊病、夜尿症などを伴うケースもあります。
 
 
スクリーニング
ふるいにかけるという意味。
介護業界においては、ケアマネジメントの過程で、要介護者またはその家族に、「どのようなことで困っているのか」「日常生活の自立度」「障害がどこにあるのか」といったことをヒアリングし、その結果を分類することです。
また、健康診断などで要支援・要介護状態になる可能性の高い人を把握することといった意味で使われています。
 
 
スティグマ
汚名の烙印を押されるといった意味があります。
心身の障害や貧困による社会的な不利益や差別、屈辱感や劣等感のことをいいます。
 
 
ストーマ(ストマ)
一般に人工肛門、人工膀胱の排泄口を表す用語として用いられています。
 
 
ストレッチャー
患者や要介護者を寝たまま移送できる車輪付きベッドです。
 

介護現場で役立つ用語集「せ」

生活援助
訪問介護スタッフ(ホームヘルパー)が利用者宅で、掃除、洗濯、調理などの日常生活の援助を行うことです。
利用者の身体に直接触れてはいけません。
 
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生活支援員
高齢者や障がい者の生活サポートや就労支援、相談業務などを行います。
 
 
生活相談員
利用者が支援を受けるための契約手続きや施設の管理など、介護施設の窓口業務を行います。
 
<関連コラム>
◆介護施設で働く「生活相談員」ってどんな仕事?

 
生活習慣病
運動習慣や食生活、飲酒・喫煙といった生活習慣によって引き起こされる病気を指します。従来の成人病が言い換えられました。
がん、心臓病、脳卒中、高血圧、糖尿病などが含まれます。
 
 
生活保護
生活に困窮する人に対し、その程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立をサポートすることを目的として作られた国の制度です。
 
 
清拭
入浴できない要介護者の身体をタオルなどで拭き清潔に保つことです。
全身清拭と部分清拭があります。
 
<関連コラム>
◆新人介護士は必見!清拭介助の手順と注意点をわかりやすく解説! 
 
 
精神保健福祉士
精神障がい者の保健や福祉に関する専門知識と技術を持ち、社会復帰の相談・助言・指導・日常生活に適応するための訓練や援助を行う国家資格を持った専門家です。
 
<関連コラム>
◆わかりやすく解説!ニーズが高まる精神保健福祉士資格とは

 
成年後見制度
認知症等で判断能力が衰えてしまった場合に、その人に代わって周囲の方が後見人となって判断を行うことによって、不当な財産契約などから守ることができる制度です。
 
 
成年後見人
成年後見制度によって、被後見人に代わって財産管理や法律行為を行う代理権と取消権が与えられ人のことです。
 
 
セカンドオピニオン
主治医以外の医師に治療方針などの意見を聴くこと。
最善だと思える治療を患者と主治医との間で納得して決めるための材料として、別の医師の意見を聴きます。
 
 
切迫性尿失禁
尿失禁の一種。
急に強い尿意を催し、我慢できずに尿が漏れてしまうことです。
頻尿も多く見られます。
 
 
セラピスト
各種の物理療法や心理療法を行う治療の専門職のことです。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理療法士などがあります。
 
 
セルフケア
自己管理。
医療機関や各種の介護サービスなど他者からの支援ではなく、自主的に自身の健康や生活を守ろうとする意志とその技法を持つことです。
 
 
前期高齢者
65歳以上75歳未満の高齢者のことを指します。
 
 
全国老人クラブ連合会
生活を豊かにする活動、地域を豊かにする社会活動などの取り組みを行う、60歳以上を対象とした全国の老人クラブを束ねる連合会です。
具体的には機関誌の発行、調査活動、指導者研修、指導者会議などの開催を行っており、都道府県単位で組織があります。
 
 
せん妄
意識障害の一種。
一時的に脳の機能が急激に低下し、意識混濁と幻覚、錯覚、不安、不穏、興奮を示す状態のことです。
アルコール依存症や認知症疾患に伴うことが多い傾向にあります。
 
 
専門職後見人
司法書士や弁護士、社会福祉士等の専門家の後見人です。
近親者の中で後見人になれる人材がみつからない場合に、専門職後見人を立てることがあります。
 
 
喘鳴
呼吸の際、空気が通過する時に、ゼイゼイ、ヒューヒューと雑音を発するもので、起動の一部が何らかの原因によって狭くなったときに現れる症状です。

介護現場で役立つ用語集「そ」

ソーシャルワーカー
専門的な知識・技術を有して、病気や障がいなどによって生活に問題を抱える人の社会福祉支援を行う専門職を指します。
一般的に指導的な社会福祉従事者の総称として使われることが多いですが、国家資格を持つ社会福祉士や精神保健福祉士を指す場合もあります。
 
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◆わかりやすく解説!社会福祉士 ってどんな資格?


ソーシャルワーク
社会福祉支援活動、社会福祉支援技術。
専門的な知識や技術を持った支援者によって行われる支援活動のことです。
 
 
側臥位
横向きに寝ている状態。
右下を下にした姿勢は右側臥位、左側を下にした姿勢は左側臥位といいます。
 
 
尊厳死
死期が迫っていることが明らかとなった場合、人為的に延命を図る目的のみの人口栄養や酸素吸入などを拒否し、自然の摂理によって私を迎え入れることです。

介護の用語集

◆あ行
 
◆か行
 
◆た行
 
◆な行
 
◆は行
 
◆ま行

◆や行
 
◆ら・わ行

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