生活相談員は大変過ぎる!?辞めたいときの解決策は?

更新日:2020年12月14日

公開日:2020年12月14日

生活相談員の仕事はなぜ大変?

施設での相談役・調整役として活躍する生活相談員。
利用者やそのご家族にとっては様々な相談ができる頼もしい存在です。
 
しかし「利用者の役に立ちたい」という思いを持って始めた仕事でも、その大変さから辞めたいと思う生活相談員が多いと聞きます。
一体なぜなのでしょうか?
 
生活相談員の仕事が大変な理由と、辞めたいと思ったときの解決策を提案します。
 

生活相談員の仕事が大変に感じる理由

生活相談員の仕事が大変な理由

まず生活相談員の皆さんは仕事のどういった部分に大変さを感じているのでしょうか?
理由を見ていきましょう。

ストレスが大きい

相談員 Aさん

生活相談員の仕事を始めてから介護職員時代よりもかなりストレスが増えました。
利用者さんの中には、日々不満や苦情を言ってこられる方もいて神経を使います。
 
あとは、やっぱり施設の窓口ですので営業力が問われることもストレスです。
部屋が埋まらないと、「しっかり利用者を獲得してください」と言われ、これまでに営業の経験がなく自信がない私にとっては、新規獲得はかなりプレッシャーになっています。

生活相談員は利用者やそのご家族、また関係各所とのコミュニケーションがとても重要な仕事です。
施設の窓口としてさまざまな要望や苦情を受け止めなければならないため、そこにストレスを感じる方も多いのではないでしょうか。
 
また、入居者を獲得することも生活相談員の重要な業務の一つ。
介護施設はサービス業でもあるため、「ベッドに空きが出ないように」などと営業力を求められる職場もあるでしょう。
仕事の成果がダイレクトに数字で出てしまうこともプレッシャーとなるようです。

業務量が多い

相談員 Bさん

業務量が多いことが悩みです。

私は特養で生活相談員をしているのですが、100人近くいる利用者に対して生活相談員が私1人のため、入所や退所の手続きにご家族対応、一人ひとりの利用者のさまざまな相談に乗りながら、関係各所への調整・・・・全て1人で対応しなければなりません。

家に持ち帰って仕事をしたり、休みの日でも施設から連絡が入ったり、毎日ヘトヘトです。

こんな状況では、利用者の悩みに真摯に向き合うこともできません・・・

業務量は勤務する職場によって差があると言っていいでしょう。
残業がほとんどなく定時で帰れる職場もあれば、Bさんのように日々の残業が当たり前のようになっているところもあります。
 
そして関係各所との調整など、生活相談員の仕事は自分一人で進められるわけではありません
どうしてもケアマネージャーや医者といった先方の都合に合わせて予定が決まることも多く、同じ時期・時間帯に業務が重なってしまってしんどいと感じる方も多いようです。
 

給料が少ない

相談員 Cさん

給料が少ないと感じています。
業務量や精神的なストレスを考えるともう少し給料を上げて欲しいというのが正直なところです。

キャリアアップのために介護士から転身し、給料アップも期待していたのですが、実際は夜勤手当や処遇改善がついていた介護士時代の方が給料が良くて、何とも言えない気持ちです・・・。

介護労働安定センター「令和元年 介護労働実態調査」によると、生活相談員の平均月給は251,604円(調査人数:2700人)となっています。
介護労働者全体の平均月給は約23万円、介護職員は約21万円という結果と比較すると、生活相談員の月給の方が高いという結果になりました。
 
とはいえ、経験年数の長い介護職員の方が生活相談員よりも給与をもらっているケースも十分あり得ますし、介護業界だけでなく産業全体で見た場合には生活相談員の給与水準は低いといえるでしょう。
 
そして「給料が安い」という不満があがる理由としては、やはり業務量や精神的なストレスを考えたときに、「その対価としては安すぎる」と感じている方が多いのではないかと思います。
 
出典:
介護労働安定センター「令和元年 介護労働実態調査」 

 

人間関係がキツい

相談員 Dさん

本当にいろいろな利用者さんやご家族の方がおり、なかにはうまくコミュニケーションを取れない人もいます。

同じ方から毎日のようにクレームを言われたり、感情的に怒鳴られたりしたときは本当にキツいなと感じてしまいます・・・。
 
それから中間管理職ならではの辛さもありますね。
ケアマネと介護職員の意見が違ったりすると、間に入る自分が愚痴や不満をぶつけられることもあって、人間関係の気苦労が絶えません。

生活相談員は非常に多くの人と関わる仕事です。
 
立場や考え方がそれぞれに違う人達のなかで、気を配りながら調整をして業務を進めていかなければならないデリケートな役割を担います。
そのため、人間関係のいざこざの板挟みになったりすることもあるでしょう。
 
また生活相談員は多くの事業所で1人か2人程度しかいないため、職場内に気持ちを分かり合える仲間を作りづらいことも人間関係がキツいと感じる理由かもしれません。

生活相談員を辞めたいと思った時の解決策

生活相談員を辞めたくなったら

生活相談員の仕事に疲れて「もう辞めたいな」と感じたとき、すぐに辞めるという決断を下すのはあまりおすすめできません。
その辞めたいという感情は一時的なものかもしれませんし、どんな仕事においてもしんどいことや不満はつきものだからです。
 
まずはあなたが生活相談員を辞めたいと思う気持ちをどうにか解決できないか、気持ちを整理して考える時間をとることをおすすめします。

生活相談員を続けるメリットを洗い出す

仕事に対する不満や辞めたいという気持ちを抱えたまま生活相談員を続けることは難しいですね。無理をして心身に支障が出てしまってもいけません。
 
ただ、今は辞めたい気持ちが大きいかもしれませんが、決して仕事のすべてが辛いことばかりではないと思います。
まずは、生活相談員を始めた頃の初心に立ち返ってみることをおすすめします。
それでも「生活相談員を続けよう」と思えるメリットを洗い出してみましょう。
 
例えば「仕事へのやりがい」です。
生活相談員は、施設や利用者の間に立って、あらゆる問題を解決に導く頼りになる存在です。利用者の方やご家族に感謝された時などは、大きな充実感を感じられるのではないでしょうか。
 
そして介護の仕事をするうえで、生活相談員の仕事は介護職員と違って、身体介助や夜勤などの「肉体労働による疲労が少ない」ことも大きなメリットです。
土日休みで働けるところもあり、ワークライフバランスを取りやすい点が魅力です。

職場で相談をする

上司や信頼できる仕事仲間に相談してみましょう。
人間関係に悩んでいることや業務量が多くて負担が大きいことなどを伝え、理解を得ることも大切です。
 
1人で抱え込んで解決しようせずに施設長や管理職の人に話すことで状況が好転する場合もあります
人間関係の悩みに関しても、話すことで気が楽になったり、いいアドバイスがもらえるかもしれません。

条件が合う職場に転職

「給料を上げたい」「残業を減らしたい」といった不満が辞めたい原因であれば、生活相談員として他の職場へ転職することで解決できる場合もあります
 
施設形態によっても、事業所の方針によっても働き方はさまざまです。
仕事内容がどうしても合わないという場合は仕方ありませんが、今の職場だけで「生活相談員の仕事を辞めたい」と決めてしまう前に、自分の希望条件に合った職場がないか探してみるのはいかががでしょうか。
 
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それでもやっぱり「生活相談員は向いてない。辞めよう」と決心したあなた。
辞めたその先を考えていますか?

もしも転職先や次にやることがまだ決まっていないのであれば、急いで辞めてしまわずに今の仕事を続けながら転職活動を始めることをおすすめします。
 
<関連コラム>
在職中?退職後?介護職の転職活動を始めるタイミング

そして、せっかく縁あって進まれた介護業界。
「生活相談員の仕事が嫌になったとしても、介護関係の仕事を続けたい」
そう思われる方も多いのではないでしょうか?
 
「介護職に戻る」「ケアマネージャーを目指す」など、生活相談員ではなくても福祉の道であなたらしく働くことは可能です。
 
ぜひ視野を広げて転職活動を進めてみてください!

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