介護福祉士の履歴書|基本情報~資格の書き方、志望動機のポイントまで

更新日:2021年04月15日

公開日:2021年04月15日

介護福祉士の履歴書の書き方 基本情報、資格の書き方、志望動機のポイント

介護福祉士で初めて転職を考えている方や久々に就活をする方のなかには、履歴書の書き方に戸惑っている方もいるのではないでしょうか?
そこで、履歴書に書く基本情報や資格の書き方、志望動機を書くときのポイントなどを分かりやすくまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

介護福祉士の履歴書「基本的な書き方」

履歴書の「基本的な書き方」

履歴書は、採用担当者が初めて見る応募者の情報です。そのため、履歴書によって応募者であるあなたの印象が左右されるといっても過言ではありません。
採用担当者は、履歴書がどれだけ丁寧に書かれているか、また証明写真の印象から応募者の性格をイメージし、会社に合うかどうかを判断します。

履歴書を適当に書いていると「この人は仕事においても適当かもしれない」と思われ、マイナスな印象を持たれてしまいかねません。介護職はその人の人柄が重視されることが多ため、最初の印象が悪くならないようにしっかりと履歴書を書いておきましょう。

それでは、履歴書を書く前に準備する物や注意点について、そして基本情報の書き方の2つに分けて説明していきたいと思います。

履歴書を書く前に準備しておく物・注意点

ではさっそく、履歴書を書く前に準備しておく物や書くうえで注意する点について見ていきましょう。

履歴書を書き始める前に、まずは下記の物が揃っているか確認しましょう。履歴書を書き始めてから「証明写真を撮ってなかった」「切手を買い忘れた」「印鑑が見つからない」とならないように、事前にいる物が揃っているか確認しておくと、スムーズに作成できます。

【用意しておく物】
□履歴書(失敗した時用に数枚用意しておく)
□印鑑(履歴書に捺印欄がある場合)
□黒のボールペンもしくは万年筆(消せるボールペンはNG)
□証明写真
□応募書類を入れる封筒(書類を折らずに入れられるサイズの封筒がおすすめ)
□返信用封筒(切手と住所を記載しておくこと)

つぎに、履歴書作成時の基本的な注意点を見ていきましょう。
履歴書を作成する際に注意する点は以下の5つです。

◇修正液・修正テープは使用しない
履歴書の終盤で記入ミスをした場合、修正テープを使いたくなるはず。しかし修正テープなどは使用せず潔く最初から書き直しましょう。

◇一字一字丁寧に書く

字はキレイでなくても、一文字ずつ丁寧に書くことが大切です。ゆっくりと丁寧に、自分に書ける最大限のキレイな文字を書くことを意識しましょう。

◇年号を統一する

年号は、和暦(昭和・平成・令和)もしくは西暦ですべて統一します。
和暦もしくは西暦でしか分からないものがあれば、事前に統一する年号を調べておきましょう。

◇空欄を作らない

履歴書は基本的にすべての欄を記入し空欄が無い状態で提出します。

◇郵送前・持参する前に見直し、コピーをとっておく

誤字脱字がないか、郵送前や持参する前に必ずチェックしておきましょう。
履歴書を書いてすぐはミスに気付きにくいこともあるため、翌日など少し時間をおいてから見直すことをおすすめします。

提出する履歴書はコピーをとっておきましょう。コピーしておくことで、後から内容を再確できるだけでなく、面接前にどんな質問をされるのか予想することもでき、面接対策につながります。

【作成時の注意点】
●修正液・修正テープは使用しない
●一字一字丁寧に書く
●年号を統一する
●空欄を作らない
●郵送前・持参する前に見直し、コピーをとっておく

履歴書の基本情報の書き方

ここでは、一般的な履歴書の書き方について紹介したいと思います。
それぞれの項目別に履歴書作成のポイントや注意点をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

日付

履歴書の上部にある「日付」は、履歴書の提出日を書きます。

●郵送する場合:「ポストに投函する日」の日付を記入する。
※紛失などのトラブルを避けるためにも、できれば郵便局窓口で出す。
●持参する場合:履歴書を持参する日の日付

誤って履歴書の作成日を書かないように注意しましょう。また、日付は和暦(令和〇年)でも西暦(20××年)でもどちらを書いても大丈夫ですが、統一するのがマナーとなっています。

提出日は「20××年(西暦)」
学歴・職歴は「平成○○年・令和〇年(和暦)」
免許・資格は「20××年(西暦)」
とバラバラにならないように、書く前にどちらで統一するか決めてから書き始めましょう。

氏名・印鑑

■氏名
氏名は戸籍どおりに丁寧に書きましょう。
枠に対して大きすぎたり小さすぎたり、また左右のどちらかに寄ったりしないように、バランス良く書くことを意識します。
ふりがな欄は、履歴書のフォーマットに合わせて「ふりがな」と書かれていれば「ひらがな」、「フリガナ」と書かれていれば「カナカナ」で記入しましょう。

■印鑑
履歴書に押す印鑑は、朱肉を付けて押印する「認印」の印鑑を使用します。
朱肉を使用しないタイプの印鑑はNGとなっているので、使用しないようにしてください。

生年月日・年齢

■生年月日
生年月日は、年の表記に気を付けましょう。西暦なのか和暦なのか、他の項目と統一します。

■年齢
記入日の自分の満年齢を記入します。
ただし、記入日と送付日が異なる場合は「送付日」を優先し、送付日時点での満年齢を記入すること。

住所・連絡先

■住所
住所は省略せず、都道府県からアパートやマンションなどの正式名称、部屋番号まで正確に記入します。
普段、住所を書く際に番地を「-(ハイフン)」で繋いでいる方は多いと思いますが、履歴書では簡略化させずに「〇丁目〇番〇号」と正式な書き方で記載しましょう。

正式な住所が分からないという方は、住民票に記載されてる住所を確認し記入してください。また、ふりがなは番地以外の漢字だけにふります。

■連絡先
連絡先は、確実に連絡が取れる電話番号を記入すること。
一般的には自宅の固定電話と携帯電話の両方を記入しますが、固定電話がなければ携帯電話のみでもOKです。

メールアドレスの記入欄がある場合は、基本的にPCのメールアドレスを記入します。

証明写真

基本的には撮影から3~6ヵ月以内の証明写真を貼付します。何年も前の証明写真やスナップ写真、プリントシールの使用はNGです。
服装はスーツが一般的ですが、介護業界であればオフィスカジュアルであれば問題ありません。黒や濃紺系のジャケットを着用しカジュアルになりすぎないように気を付けましょう。
貼付する証明写真は、剥がれてしまったとき誰の写真か分かるように、貼付前に写真の裏に氏名を記入しておきます。

証明写真は第一印象に関わるため、撮影前に服装や髪形などの身だしなみを整えておくこともとても大切です。服にシミやシワなどがないか、また髪色やアクセサリーは派手ではないかチェックしておきましょう。

◎証明写真の注意点などについて詳しく知りたい方は、こちらのコラムを参考にしてみてください。
「介護業界の履歴書は証明写真が重要?キレイに撮る6つのポイントとは

学歴・職歴

「学歴」「職歴」は、それぞれまとめて記入します。
学歴もしくは職歴を書いた最後の行の一段下の右端には「以上」と必ず記入すること。
年月の表記は、他の項目と同様に西暦もしくは和暦で統一します。

■学歴
学校名は省略せず正式名称で記入すること。
例)「県立」→「○○県立」
例)「△△高校」→「△△高等学校」

小学校と中学校に関しては、入学年月は書かず「卒業年月」のみを記入します。
高校・専門学校・大学などは入学と卒業それぞれの年月・学部・学科・専攻などを記入します。

■職歴
職歴は、時系列に記入し会社名は省略せずに正式名称で記載する。
例)「(株)」→「株式会社」

会社名の横もしくは次の行に業種や担当職種、簡単な職務内容などを記入しておきましょう。
例)「○○配属 介護士として介護業務全般を担当」

退職した場合は、次の行に「一身上の都合により退社」と記入。
在職中の場合は、次の行に「現在に至る」もしくは「現在在職中」と記入。
退職日が決まっている場合は、次の行に「令和〇年 △月 社会福祉法人□□□□□ 退職予定」と記入します。

職歴は基本的に正社員・契約社員・派遣社員の経歴を記入しますが、応募先の業務に関わりアピールになるのであれば、アルバイトやパートの職歴を記入しても大丈夫です。

免許・資格

免許・資格は取得順で記入し、取得年月は必ず記入します。
年月の表記は、他の項目と同様に西暦もしくは和暦で統一してください。

取得日と登録日のどちらで書くのか迷う方もいると思いますが、ここでの年月は「登録証」や「資格者証」などに記されている日付です。介護職員初任者研修や介護福祉士などの資格を取得している方は、修了証明書や登録証などを確認してから取得日を記載しましょう。

免許・資格の名称は省略したりせず、正式名称で記入しましょう。
例)「初任者研修」→「介護職員初任者研修」
例)「実務者研修」→「介護福祉士実務者研修」

免許・資格をすでに取得している場合は、名称のあとに「取得」と記載します。
ただし、介護職員初任者研修や介護福祉実務者研修は正確には免許・資格ではないため、取得ではなく「修了」と記載します。

民間資格であっても応募先の仕事に活かせる内容の資格は積極的に記入しましょう。
また、現在勉強中で取得予定の資格であっても、アピール材料となる場合は記入していきましょう。
記入する場合は、年月を空欄にして資格の名称と横に「取得予定」や「取得に向けて勉強中(研修中)」と記載します。
例)「○月○日 介護福祉士 取得予定」

◎履歴書の書き方、職務経歴書の書き方を知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
【2020年版】受かる履歴書を徹底解説!介護転職のプロが導き出した最高の履歴書とは!?

志望動機を書くポイント

志望動機を書くポイントとは①この事業所を希望する具体的な理由②今後の目標やキャリアプランを持っている③事業所に貢献できるスキルや強みを伝える

履歴書の項目のなかでも、志望動機は自分の言葉で書かなければならないため、スムーズに書けないという方は少なくないはず。
そこで、志望動機を書くポイントをご紹介したいと思います。

採用担当者が応募者に志望動機を聞くおもな理由は
1)仕事への意欲の確認
2)事業所の色に合うかどうかの確認
の2つです。

採用担当者に「うちで働いてもらいたい」と思われる志望動機にするには、以下のポイントを押さえておきましょう。

ポイント1|この事業所を希望する具体的な理由

採用担当者は、自社の理念や方針に共感し頑張ってくれる人を採用したいと考えています。
ありきたりな言葉で作成された志望動機では、採用の決め手に欠けるでしょう。

採用担当者の心をつかむには、なぜこの事業所を希望するのか、具体的かつ明確に伝えることが大切です。
そのためには、応募先の情報収集を徹底的におこない、自分がなぜこの職場で働きたいと思うのか、どのような点に惹かれたのかを考えましょう。

ポイント2|今後の目標やキャリアプランを持っている

採用担当者は、応募者の仕事への熱意や向上心があるかを知りたいと思っています。
今後の目標やキャリアプランを持っていない方は、介護福祉士として入職後にチャレンジしたいことはなにか、どのように成長していきたいのかを考えてみてください。

自分の目標やキャリアプランを持っておくことで、仕事への意欲や向上心があることを採用担当者にアピールすることができ「頑張ってくれそう」と好印象に繋がります。

ポイント3|事業所に貢献できるスキルや強みを伝える

志望動機は、一方的なやる気や思いを伝えるだけではダメ。
応募する事業所で「今の自分が貢献できること」とはなにかを考えてみましょう。

スキルや経験をアピールするだけでは、ただの自慢話になってしまいます。そうならないためにも、自分が持っているスキルや強みで事業所にどのようなメリットを与えられるかを考えてみてください。

※志望動機の作成で注意すること※

志望動機を書く際に注意して欲しいのは「貴施設で学びたい」という表現です

学ぶ意欲を伝えたいと思って書く方も多いのですが、この表現は採用担当者からみると
「会社を学校だと思っているのか?」
「学ぶことが目的なのか?」
「事業所に貢献する意思がない」
と捉えられてしまいます。

「貴施設で学びたい」ではなく、あくまでも「今までに得た知識やスキルどのように貢献できるか」を書きましょう。
志望動機は、書類選考で合否を分けるもっとも重要な項目です。自分のスキルや熱意などをしっかりと伝えられるように、あいまいな表現は避け具体的かつ簡潔に書いていきましょう。

「志望動機の例文を見たい」という方は、以下のコラムを参考にしてみて!


▼【2020年版】介護業界の志望動機文例20選!採用担当者に響く、受かる志望動機をプロが分析!

▼特養に転職!好印象な志望動機の「書き方と例文」をご紹介

▼有料老人ホームに採用される志望動機の書き方

▼グループホームに転職する方へ!採用される志望動機とは?

▼受かる志望動機とは?老健への転職で大切なこと

▼【例文あり】採用担当者の心をつかむサービス提供責任者の志望動機の書き方

まとめ

介護福祉士の履歴書の書き方について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
注意点に気を付けながら、紹介した項目ごとのポイントを押さえ、落ち着いて丁寧に仕上げていきましょう。また、志望動機は作成に時間がかかってしまう場合も多いため、あらかじめ文章を作成しておくことをおすすめします。
転職をする介護職の方は、ぜひ参考にして採用担当者に好印象を与える履歴書を作成してみてください。

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