更新日:2020年06月13日
公開日:2020年03月25日
介護の仕事をしている方が集まると「職場でこんなことあった!」「うちの職場でもよくある!」など仕事の話で共感できることが多くあるでしょう。
介護ワーカーではそんな場面を「介護職あるある」としてInstagramで発信しています。
今回はこのコラムで実際に介護職員であった筆者の実体験とInstagramに寄せられたコメントを交えながら「介護職あるある」をまとめて紹介していきます!
仕事の息抜きや職員同士のちょっとした会話のネタにぜひ使ってみてはいかがでしょうか?
はじめに、食事シーンでのあるあるをご紹介していきます。
利用者さんの食事介助中に口を開ける姿を見ると、つられて口が開いちゃうときってありませんか?
しかも、その瞬間を誰かに見られてたらと思うとさらに恥ずかしくなりますよね。
それに対して、食事のときになかなか口を開けてくれない利用者さんもいると思います。
1つの対応法として、介助者が口を開ける動作を見本で行うとつられて利用者さんも口を開けてくれることがありますので実践してみてください。
認知症の利用者さんが食事を食べたことを忘れてしまう場面よくありますよね。
食べ終わってしまっていることを伝えても納得してくれないことが多いと思います。
そこでインスタで頂いたコメントをふまえて対応法をご紹介します。
・食事のペースが同じ利用者さんに近くに座ってもらう
・食事が終わっても食器は下げない
・もし訴えがあったら「何が食べたいですか?」と聞いてみたり、その利用者さんが好きな食べ物の話をするなどして会話をふくらましていき話をそらしていく
認知症の方への対応はすごく難しいかもしれませんが、いろんな方法で実践してみてはいかがでしょうか。
「食欲がないの」と言っていた利用者さんに「食べれるだけでいいですよ」と伝え、後からお膳を見ると完食している。というシーンはよくあると思います。
「あれ?さっきまで体調悪そうにしていたのに」と疑問に思うことも。
でも完食されてると体調不良の心配が少し解消されますね。
続いて、入浴シーンでのあるあるをご紹介します。
これは入浴介助中の職員の姿でよく見ますよね。
学校卒業後だったら高確率でこの光景を見ることがあるのではないでしょうか?
主婦の方でしたら、お子さんの学校ジャージを履いている方もいたり・・・
ジャージはすごく便利で捨てるに捨てられないですよね。
入浴介助はとにかく暑い!
そんな中ふと自分の体を見ると、もはや汗なのかお湯なのか分からないくらいビショビショになっていることがありますよね。
ほぼお湯なのに利用者さんに「汗っかきは大変ねー」と心配されることも。
でも、利用者さんがお風呂に入って気持ちよさそうにしているとやりがいを感じますね。
風邪を引かないようにしっかり拭いて着替えましょう!
このお誘いも介護職ならではの光景だと思います。
利用者さんは介護職員の忙しそうな姿を見ているので、お風呂に入って疲れを取ってほしいのかもしれません。
また、普段あまり会話をしない方でもお風呂では心を開いてくださることもあります。
たくさん会話をしてコミュニケーションをとっていきましょう。
つぎに、夜勤のあるあるをご紹介します。
ちょうど朝食の時間に朝ドラが始まるという施設も多いはず。
朝ドラの曲を聴いたら「もう少しで夜勤が終わる!」と気合いが入る方や
その歌が好きになってカラオケの十八番になっている方もいるそうです。
毎回聴いていると覚えようとしなくても覚えてしまいますね。
夜勤は転倒のリスクが高いため、気を張っていて音に敏感になっていることが多いです。
少しの物音でもヒヤッとするため、自分を落ち着かせるよう巡視の回数を増やすなどして対応することもあります。
利用者さんが安全に夜を過ごせるのは介護職員の苦労があってこそですね。
つぎに、ナースコールに関してのあるあるをご紹介します。
これは一種の職業病ともいえますね。
毎日ナースコールを聞いていると、音が耳に残り遠くで鳴っているような気がするため家でも落ち着かないことがあります。
福祉だけでなく医療関係でもあるあるではないでしょうか。
さいごに、その他の介護職あるあるをまとめてご紹介!
定年後にまだ働きたいという元気なアクティブシニアの介護職員さんが増えています。
利用者さんと同じ年代で気持ちをくみ取りやすいこともあり、若い職員さんが頼りやすいです。
高齢化が進んでいるため今後もさらに増えるでしょう。
シフト制だと曜日の感覚が薄れてしまうことって多いですよね。
そこで曜日感覚忘れを防ぐためにできることをいくつかご提案します。
・みんなが目につくところに日めくりカレンダーを設置する
・朝のごみ出しの日を意識する
・曜日ごとに行うレクや掃除などを決める
利用者や職員がみんなで取り組んでいくことがとても大事ですね。
家族が来る前は「できないから手伝ってくれ」と訴えがあるのに、家族が来るとしっかりしたところを見せたいのかテキパキとなんでもできてしまうという場面よくありますよね。
本人は家族に心配をかけたくないのかもしれません。
同様に体調が悪いと訴えがあって受診に来たのに、いざ先生の前になると「どこも悪くない、元気です」と元気になったり・・・
自分でできることは最初から自分でやってほしいと感じてしまいますよね。
スタッフと同様に利用者さんも日付の感覚が分からなくなることも多いです。
気合いを入れて利用者さんを楽しませようとしたつもりがこういう状況になって切ない思いをしたりとか。
しかし、毎月何かしらのイベントをおこない季節を味わってもらうことは利用者さんにとってすごく刺激になるのでめげずに実施してほしいですね。
介護職あるあるいかがでしたか?
皆さんの職場だけのあるあるもたくさんあると思いますので職場の方と会話するときのネタとして考えてみるのもいいかもしれません。
コミュニケーションをとるための1つのきっかけになったらいいですね。
今回ご紹介した「介護職あるある」は、介護ワーカーのInstagramで毎週投稿している中の一部です。このInstagramでは「介護職あるある」や「介護職お役立ち情報」を発信しています。介護のお仕事をされている方々と繋がれたらと思っていますのでぜひフォローをよろしくお願いします。
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※掲載情報は公開日あるいは2020年06月13日時点のものです。制度・法の改定や改正などにより最新のものでない可能性があります。