詳しく知っておきたい!介護タクシーのすべて

公開日:2020年04月09日

更新日:2020年06月13日

詳しく知っておきたい!介護タクシーのすべて

要介護者や身体が不自由な方の移動手段として「介護タクシー」というものがあります。
この介護タクシーは車いすやストレッチャーのまま乗ることができるため、普段外出することが難しい方にとって大変重宝されています。
今回はその介護タクシーの
■特徴
■福祉タクシーとの比較
■運転手になる方法
■運転手の働き方
■運転手の仕事
について詳しく調査しましたのでぜひ参考にしてみてください。

介護タクシーってなに?

主に要介護者や身体が不自由な方が通院や外出のために利用できるタクシーのことです。
一般的には訪問介護サービスのなかにある「通院等のための乗車または降車の介助」をおこなうタクシーのことを指します。
特徴として車両にスロープやリフトが備えており、利用者が車いすやストレッチャーから降りずにそのまま乗車して移動することができます。
なかには寝台車やシートが回転型で乗り降りしやすい車両も。
また、現在は「介護タクシー」と呼ばれていますが法律上規定されている名称ではなく、介護士の資格を取得していて実際に介助ができる人が運転手をすると「介護タクシー」と呼ぶ傾向があるようです。
ただし、介護士の資格がなければ介助行為はできませんのでご注意ください。

上記で説明をしてきた「介護タクシー」は基本的に「介護保険タクシー」と呼ばれており利用目的や利用条件が限られていますが介護保険は適用できます。
ではここで、「通院等のための乗車または降車の介助」以外で介護タクシーを利用したいときはどうするのか?と疑問に思う方も出てくるでしょう。
そう思う方のために「福祉タクシー」についてご紹介します。

福祉タクシーとは?介護タクシーとの違い

福祉タクシーとは?介護タクシーとの違い

「福祉タクシーは」介護保険ができないタクシーで、利用者が全額負担しなければなりません。
また、福祉タクシーは利用の目的が利用者の移送であり介護ではないため、どのような目的でも利用することができます。
介護タクシーとの違いとしては運転手が介護職員初任者研修の資格を持っていなくても運営ができることです。
しかし、利用者の身体介助はできないため乗降者のサポートに関しては家族がする必要があります。
なお、介護タクシーも介護保険適用を受けず全額負担すれば利用目的は無制限になります。

では、実際に介護タクシーの運転手になるためにはどうしたらいいのでしょうか?
運転手になる方法や働き方について見ていきましょう。

介護タクシー運転手になるには

介護タクシー運転手になるには

介護タクシーの運転手になるためには「普通自動車二種免許」「介護職員初任者研修」の資格が必要です。
介護タクシー運転手は人を乗せて報酬を得るため、一般的なタクシーと同様に「普通自動車二種免許」の取得が第一条件となります。
取得の条件としては
・満21歳以上である
・普通免許取得後、運転経歴が3年以上である

取得費用は
・合宿の場合19万円前後
・通学の場合22万前後
・一発免許の場合4万円から
となっています。

また、もう一つの条件である「介護職員
初任者研修」は受験資格はありませんが、資格取得のために130時間の講習後、修了試験を受ける必要があります。
費用は受講場所によりますが、大体5万円~13万円と安い金額ではありません。
しかし、取得しておくことで福祉関係の仕事が出来るようになるメリットがあります。

「介護職員初任者研修」についてはこちらのコラムでも詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
<<「介護職員初任者研修」とはどんな資格?>>

介護タクシー運転手の働き方

働き方としては介護タクシー事業を行っているタクシー会社への就職、個人開業の2つの方法があります。
ここで個人開業をするための方法を詳しく見ていきましょう。
個人開業するためには免許や資格を取得するだけではなく、介護保険事業所を開設する必要があります。

以下の図は申請してから開業の許可が下りるまでの流れです。

介護タクシー開業の流れ

期間としては約3ヶ月~4ヶ月と少し時間がかかるでしょう。
開業の初期費用としては
・車両代
・初任者研修取得費用
・二種免許取得費用登録免許税
・事務所(休憩所含む)
・駐車場の貸借料
などがかかります。
なお、事業所の駐車場として自宅の駐車場を利用することも可能です。

さいごに、具体的な仕事内容について見ていきましょう。

介護タクシー運転手の仕事

運転手の仕事の流れは下記となります。
運転手は利用者の許可を取って自宅に入り、高齢者の健康状態を確認。
その後安全に車両まで移送。その際に運転手は外出準備の手伝い、および消灯や火気・施錠の確認もおこないます。
病院など施設についたら担当者のところまで高齢者の移動を介助。
料金の支払いを終えて介助終了です。

利用者を移送することが仕事ではありますが、常に利用者の安心と安全を考えながら行動することが大切になります。

まとめ

介護タクシーについてご理解いただけたと思います。
今後さらに高齢者が増えるため介護タクシーの需要も高まっていくでしょう。
もし開業する場合は利用者が快適に過ごせるような雰囲気を作ることがリピーターを増やしていくポイントとなります。
そのためにもコミュニケーション能力をしっかり身に着けておくことが大切です。
介護の仕事領域を広めたい方はぜひ「介護タクシー」の資格を視野に入れてみてはいかがですか?

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