【例文あり】”採用される”介護職の自己PRの書き方とは!

公開日:2020年05月14日

更新日:2020年06月24日

採用されるには?履歴書の自己PRの書き方-介護士さんの転職ガイド-

履歴書や職務経歴書の中で最も時間がかかる項目。
それは自己PR。

急に言われても思いつかない!
何を書けばいいの?
と悩まれる方も多いのでは?
そんな場合もご安心ください。


本コラムでは、介護の転職における
・自己PRを書くときの注意点・NGポイント
・希望職種別の例文
・アピール項目(強み)別の例文

など、希望の職場に採用される自己PRの書き方を紹介します。

まずはどんなことに気をつけるべきか、自己PRを書くときのポイントから見ていきましょう。

介護職の自己PRを書くときのポイント

採用される自己PR 書くときに気をつけたい3つのポイント NGポイントも紹介!

自己PRは自分がどんな人物であるか伝えるための項目。多くの人がこれまでの経験や成果、スキルなどを記入するかと思いますが、それらの強みを新しい職場でどのように活かせるかというところまで伝えることが重要です。

採用側に「この人にぜひ来てもらいたい」と思ってもらにはどのような自己PRが効果的なのでしょうか。

1.エピソードを交えて具体的に書く

自己PRにはこれまでの経験、そこから学んだことや身につけたことなどを書きますが、自分にしかないエピソードを盛り込むことが最も重要です。

ここがNG!>抽象的でありきたり

具体的な経験が書かれていない自己PRはNGです。


「明るく前向きな性格です」
「どんな仕事にも全力で取り組みます」
というと聞こえはいいのですが、誰にでも書けるありきたりな自己PRに感じられてしまいます。ここに具体的な経験が添えられていないものは、信憑性がなく印象にも残りませんね。

必ずオリジナルのエピソードをセットにして自分の強みをアピールしましょう。

2.どのように貢献できるのかをアピールする

先述したとおり、単に自分の能力や経歴を書くだけでは不十分です。その強みを生かして入職後にどう活躍できるのかを必ず伝えましょう。

介護職未経験の場合でも同様です。
接客業や事務などの異業種で培った経験でも構いません。介護の仕事に貢献できるポイントを見つけてアピールしてください。

ここがNG!>応募先が求めている人物像ではない

長所や強みをどれだけアピールしても、応募先のニーズにマッチしていなければ意味がありません。まずは事業所の経営理念や施設の特色などを下調べして、応募先のニーズを汲み取ります。
採用側が求める人物像と自分の強みが重なる部分を見つけ、積極的にアピールできると良いでしょう。

3.なぜここ(応募先)で働きたいのかを伝える

これは志望動機とも通じる部分です。
「なぜこの事業所(応募先)を志望するのか」「ここで何を実現していきたいのか」の部分は志望動機の内容と一貫性を持たせることで、説得力のある文章にしましょう。

ここがNG!>志望動機との一貫性がない

自己PRに書く「この職場で働きたい理由、実現したいこと」と志望動機は必ず紐づけて考えます。
ここがつながらないと、「あなたがどんな人で、どう活躍できるのか」採用側はイメージできません。
アピールポイントがたくさんある場合でも書くスペースは限られていますので、要点を絞って、志望動機と自己PRにズレがないように書きましょう。

希望職種別に紹介!介護職の自己PR例文

希望職種別の自己 PR例文

介護職といっても施設や職種によって仕事内容・業務範囲は異なります。
したがって、自己PRや志望動機は希望職種のニーズに沿った内容を書かなければ的外れなものになってしまいます。


今回は介護職の代表的な転職
・施設の介護職に応募する場合
・ホームヘルパー(訪問介護員)に応募する場合
・ケアマネジャー(介護支援専門員)に応募する場合
・介護施設の生活相談員に応募する場合
・訪問介護事業所のサービス提供責任者に応募する場合

という5つのケースの例文をご紹介します。

例文1|施設の介護職に応募する場合


◆POINT◆
なぜその施設に応募したのか、その施設だからこそ活かせる強みをアピールしましょう。


例文

介護職に就こうと考えるようになったのは、昨年まで母の在宅介護をしていたことがきっかけです。
週3回、デイサービスを利用していたのですが、帰ってくると母はいつも他の利用者様や職員の方の話を聞かせてくれました。
とても楽しそうに話す母を見て、デイサービスの仕事に興味を持つようになりました。
まずは介護職員初任者研修を受講して介護・福祉への理解を少し深めることができました。今後は実務を通して技術を身につけていく所存です。
貴法人では季節のイベントやレクリエーションが盛んな点に大変魅力を感じております。ゆくゆくは、レクリエーション企画にも挑戦させていただきたいです。

例文2|ホームヘルパー(訪問介護員)に応募する場合


◆POINT◆
施設勤務とは違った訪問介護ならではの特徴を踏まえて熱意を伝えましょう。


例文

これまで施設介護を3年行ってまいりました。
施設では、いろいろな利用者様の介護に携わることができ多くのことを学べました。
一方で、施設介護は大人数を時間内にケアする必要があるため、スピードや効率が重視されます。
利用者様のペースやご希望に合わせられないケースも多々あり、もどかしく感じ流部分もありました。
訪問介護の場合はご利用者様のご希望に沿って、より向き合った介護ができると考え志望いたしました。
しかしその分、責任の大きな仕事になると感じています。
適切な判断、臨機応変な対応ができるよう、先輩の職員さんに学びながらケアの質やコミュニケーション力を向上させていきたいと存じます。

例文3|ケアマネジャー(介護支援専門員)に応募する場合


◆POINT◆
ケアマネージャー資格を取得した理由も併せて記載。
実務経験者は実績をアピール。未経験者は実践でどんな活躍がしたいかをアピールしましょう。


例文

ケアマネージャー職は未経験です。 
グループホームで3年、特別養護老人ホームにて4年の実務を経て、2か月前に介護支援専門員資格を取得いたしました。
もう少し保険制度やケアプランの知識をつけたいと思うようになったこと、利用者様やご家族の方との信頼関係を築いていきたいと思ったことが資格取得のきっかけです。
現場スタッフの声もしっかり聞きながら、利用者様へより良いサービス・プランを提案できるケアマネージャーとなれるよう努めてまいります。また介護福祉士の経験を生かし、介護の実務も兼務させていただきたいと考えております。

例文4|介護施設の生活相談員に応募する場合


◆POINT◆
生活相談員は各所との連携や調整が重要な業務になります。そこに活かせる強みを伝えます。
介護の実務経験があればそれもアピールしましょう。


例文

私は今まで、介護福祉士として有料老人ホームにて勤務してまいりました。
その経験を通して、介護実務だけでなく、より深くご利用者様に寄り添った介護サービスを提供できるようになりたいと考え、生活相談員への転職を決めました。
相談員として未経験ではありますが、まずは利用者様、ご家族の方の声に耳を傾けコミュニケーションをとって参ります。
細かな気づきを大切に、些細なご要望にもお応えできる生活指導員を目指します。
また、これまでの現場経験を活かしながら、他職種と連携して施設全体で介護サービスの質の向上に貢献してまいります。

例文5|訪問介護事業所のサービス提供責任者に応募する場合


◆POINT◆
サービス提供責任者も調整・連携を求められます。
未経験場合は今後のビジョンや目標を伝えましょう。
訪問介護の実務経験やあればそちらもアピール必須です。


例文

5年ほどホームヘルパーとして訪問介護に携わってまいりました。
利用者様のご家族の方と会話をするなかで、ご家族さまの負担を少しでも軽減したいという思いが強くなり、サービス提供責任者の仕事に就くことを考えるようになりました。
ご利用者様、ご家族様のニーズを汲み取れるよう密にコミュニケーションとるよう心がけ、スムーズに迅速に関係各所との調整を行っていけるよう努力する所存です。

強みで勝負!アピールポイント別 自己PR例文

アピールポイント別の自己PR

ではここからはアピールポイント別の例文を紹介していきます。
ご自身に当てはまる強みがあればぜひ参考にしてみてください。

例文1|責任感がある


◆POINT◆

介護の仕事は人の命を預かる仕事。責任感、危機管理能力が求められます。
この点をアピールすることで「安心して利用者を任せられる」という印象を持ってもらえるでしょう。


■例文■

ユニットリーダーという立場を任されるようになったことで、これまで以上に責任感を持って仕事に従事するようになりました。
スタッフ全員で利用者さんの状況や変化を把握すること、何かいつもと違いがあれば些細なことでも報連相をするよう指導してまいりました。
また日々の業務の中で重大な事故を起こさないために、業務チェックシートを作成するなど危機管理も徹底するよう心がけました。今後も利用者様の命をお預かりしているという意識を強く持ち、責任感を持って業務に取り組む所存です。

例文2|ストレス耐性がある


◆POINT◆

ストレス耐性は介護業界では重要ポイントですが、「私は忍耐力があります」だけでは抽象的で伝わりづらいため、具体的なエピソードを交えてください。
「なぜつらいことに耐えられるのか」「耐えるために工夫したことは何か」といったことを伝えましょう。


■例文■

私の強みは忍耐力です。
現在グループホームに勤務しておりますが、認知症の方とのコミュニケーションは特に根気強さが必要になります。例えば、食事をとった直後に「ごはんはまだ?」「なんで食事を持ってきてくれないんだ」と言って何度もお怒りになる利用者さんにも、繰り返し食事が終わったことをお伝えしたり、食事から気を反らせるような声かけをしていかなければなりません。
入職した当時は、コミュニケーションをうまく取れずに落ち込むこともありましたが、2年間従事し気持ちの切り替えがうまくできるようになりました。認知症という病気への理解を深めたこと、利用者さんの人柄を知り信頼関係を築く中で、忍耐力と傾聴力がついたと思います。

例文3|柔軟・協調性がある


◆POINT◆

職員、利用者、利用者のご家族・・・様々な人と関わる介護の仕事において、協調性があり柔軟な対応ができる人は歓迎されます。具体的な経験を添えて説得力を持たせましょう。 


■例文■

6年間介護職に従事し、訪問介護、有料老人ホーム、グループホームにて経験を積んでまいりました。
各事業所によって業務内容や利用者さんとの関わり方が異なるため、初めは覚えることが多く苦労しましたが、経験を積むうちに任される業務範囲が広がり、今では焦らず臨機応変な対応ができるようになったと思います。複数の事業所勤務を経験したことも介護技術の引き出しを増やすことに繋がりました。
今後も一人ひとりの利用者さんと向き合い柔軟な対応ができる介護福祉士になっていきたいと思っております。

例文4|コミュニケーション能力がある


◆POINT◆

介護の仕事においてのコミュニケーション能力は、「利用者の方、ご家族の方の思いを傾聴・理解し、それに答えられるかどうか」という点がとても重要になってきます。相手の意図を汲んで自分の意見を伝えられる能力があることをアピールできるとよいでしょう。 


■例文■

介護の仕事はマニュアル通りにはいきません。
対応する利用者の方によって、最適な介護の方法は違ってきますので、コミュニケーションを取り信頼関係を築いていくことが不可欠だと感じます。
前職では、利用者さまの話を傾聴して思いを尊重することで、信頼関係を築く努力をしてまいりました。例えば、ある利用者さんから花や庭の手入れが好きだという話を伺った際に、「では一緒に施設の花壇の手入れをやってもらえないですか」とお願いしたところ、とても喜んでいただいたことが印象に残っています。毎週一緒にお花を手入れすることで、さらに交流を深められ、コミュニケーションの大切さを実感しました。
貴法人においても利用者様の声を傾聴し、一人ひとりの方に喜んでいただける介護サービスを提供できるよう努めてまいります。

例文5|成長意欲がある


◆POINT◆

ただ成長意欲・向上心があることをアピールするのではなく、「それをどのように生かして仕事に貢献できるのか」採用側が具体的にイメージできることが重要。


■例文■

6年間介護職に従事し、訪問介護、有料老人ホーム、グループホームにて経験を積んでまいりました。
当然ながら各事業所によって業務内容や利用者さんとの関わり方が異なるため、初めは覚えることが多く苦労しました。
しかし複数の事業所勤務を経験したことが、介護技術の引き出しを増やすことに繋がったと感じています。
今後も常に学ぶ気持ちを忘れず、それぞれの利用者の方に向き合った対応ができる介護福祉士になっていきたいと思っております。

例文6|気配り・思いやりがある


◆POINT◆

気配りや思いやりは、高齢者や体の不自由な方と関わる介護職において必須のスキルです。
この部分をアピールする人は多いですが、どのような気配りができるのかを具体的に書かなければ伝わりません。


■例文■

私の強みは気配り・心配りができることです。
利用者さまと接する際には、常に想像力を持つことを心掛けています。
日々、時間に追われる中で介助やケアをしなければならず、つい効率を重視しがちになりますが、必ず利用者の方の体調や気分を伺い、その方の生活スタイルを尊重できる方法がないかを考えて実践することで、「ありがとう」という言葉多く頂きました。
介護の仕事をするうえで、高齢者の方への尊敬の念と思いやりを忘れてはいけません。
「細やかな気配りができる」自分の強みとこれまでの経験を貴法人でも活かしていきたいです。

例文7|指導・育成力、リーダーシップがある


◆POINT◆

リーダーとして部下やチームをどのように導いたのかを伝えましょう。これまでに取り組んだことや工夫したことを交えてリーダーシップがあることをアピールしましょう。 


■例文■

ユニットリーダーとして、メンバー全員が主体的に動き当事者意識を持って業務に取り組めるようなチーム作りに注力しました。
施設内の問題や利用者さんの些細な変化などをチーム全体に共有し、課題解決のために何をすべきか各自考えて意見を出し合う機会を増やしました。
その際に気をつけたことは必ずスタッフの意見に耳を傾けることです。話しやすい雰囲気を作りいいアイデアが出ればすぐに実務に取り入れるなど、全員が意欲的に仕事に取り組める環境を作るよう努めました。
そうすることでスタッフの離職率が下がり、現場の雰囲気もとてもよくなりました。その結果、利用者さまの満足度が上がりご家族さまにも喜んでいただけることが増えました。

まとめ 

まとめ 入職後のあなたの活躍がイメージできる自己PRにしよう!

介護の転職で採用される自己PRを書くポイントは3つ。
1.エピソードを交えて具体的に書く
2.どのように貢献できるのかをアピールする
3.なぜこの職場(応募先)で働きたいのかを伝える


応募先について下調べを行ったうえで、「ぜひ採用したい」と思ってもらうには、希望職種のニーズや特性に合わせて、自分の強みをどのように伝えると効果的かを考えながら書きましょう。

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