介護事業を始める経営者に役立つ資格「介護福祉経営士」とは?

公開日:2020年11月05日

更新日:2020年11月05日

介護福祉経営士ってどんな資格?取得メリット・試験の概要について!

今回は、介護福祉経営士という資格があることをご存知でしょうか。
これから介護施設の経営者を目指す方、あるいはすでに経営をされている方のための資格です。

本コラムでは「介護福祉経営士」の
■資格内容
■資格取得のメリット
■試験の概要

などについて解説していきます。

介護福祉経営士とは?

介護福祉経営士は介護福祉事業の経営、マネジメントができる人材を育成するための検定資格です。
2013年に「一般社団法人 日本介護福祉経営人材教育協会」という民間団体によって設立されました。

超高齢化社会の日本において、良質な介護サービスを提供し、地域のニーズに応えていく役割を担います。

■介護福祉経営士資格で学べること

介護福祉経営士資格は、経営者に必要な経営手法やマネジメントなどを体系的・包括的に修得していることの証明となる資格です。

介護福祉経営士資格には2級と1級があり、
・介護報酬制度
・人材管理・育成
・財務、法務、労務
・介護サービスの質の向上
・マーケティング

といった内容が学べます。

どちらも検定試験を受験して合格することで資格取得となります。
基本的には独学で学習を進めていきますが、試験対策講座も開催されています。


試験対策講座の詳細については、公式サイトをご確認ください。
介護福祉経営士 公式サイト

資格取得のメリット

介護福祉経営士 資格取得のメリット

介護福祉経営士資格の取得するメリットは
・人材育成・マネジメントを学べる
・介護事業の経営ノウハウが身につく
・独立・開業に役立つ
・キャリアアップに役立つ
・介護サービスの質を上げられる

などです。

まず、介護事業の経営ノウハウが身につきます。
介護保険サービスや介護福祉経営についての知識、マネジメントや財務についても深く学べます。
例えば事業拡大を考える施設や事業所経営者の方や、これから介護ビジネスに参入したいと考えている他業種の方が多く受講されています。
また経営者に求められる資質を身につけられますので、今後独立・開業したいと考える介護従事者の方にもおすすめです。

一方、独立・開業や施設経営を考えていない介護職員の方にとっても、キャリアアップに活かせるというメリットがあります。
施設長や管理者などの立場になると、マネジメント力は必須です。さらに介護サービスの質の向上や利益拡大など経営者視点を持つことも求められるでしょう。
介護福祉経営士で学べる内容は、介護職員がキャリアパスのなかで上位職務を目指す際にも大いに活かせるのではないかと思います。

介護福祉経営士試験の概要

介護福祉経営士の試験概要

ここからは試験概要の
■受験資格
■試験日時・場所・費用
■試験内容・難易度・合格率
についてお伝えしていきます。

資格認定の流れ

資格取得認定の流れ

まずは資格認定の流れについてです。
介護福祉経営士資格は2級、1級と段階があり、2級が基礎知識、1級はより専門的な知識と実践力となっています。

2級、1級ともに介護福祉経営士の認定には試験合格と登録審査が必要です。

1級の試験合格者は「介護福祉経営士 実践研修」を受講する必要があります。
研修を受講し課題を提出することで、介護福祉経営士 1級に認定されます。
試験合格だけでは認定となりませんのでご注意ください。

受験資格

2級:要件なし(年齢、学歴、国籍など不問)

1級:介護福祉検定士 2級(正会員)であること

日時・場所

検定試験はCBT方式で実施されます。


CBTとは?
Computer Based Testingの略で、コンピュータで受験する方式のテストです。
問題用紙やマークシートなどの紙を使いません。
受験申込・試験実施・合否通知までが自動化されており、受験者は1年間を通じて好きな場所で受験できるのがメリットです。


試験内容

2級:40問(制限時間60分)

科目
介護福祉経営学基礎 Ⅰ介護福祉政策概論
介護福祉経営史
介護福祉関連法規
介護福祉の仕組み
高齢者介護と介護技術の進歩
介護福祉倫理学
介護福祉経営学基礎 Ⅱ医療を知る
介護報酬制度/介護報酬請求事務
介護福祉産業論
多様化する介護福祉サービス


1級:50問(制限時間80分)

科目
介護福祉経営学実践 Ⅰ介護福祉経営概論
介護福祉コミュニケーション
事務管理/人事・労務管理
介護福祉財務会計
介護福祉経営学実践 Ⅱ組織構築・運営
介護福祉マーケティングと経営戦略
介護福祉ITシステム
リハビリテーション・マネジメント
医療・介護福祉連携とチーム介護
介護事故と安全管理
リーダーシップとメンバーシップ、モチベーション
総合問題社会保障に関する時事問題等

合否の結果発表は当日です。
試験終了時に画面上で結果が表示され、後日、合格証明書が郵送されます。

合格率・難易度
得点率6割以上で合格、合格率は60%程度。
なお会場にテキストは持ち込めません。

2級に関しては、介護サービスの基礎知識が中心です。
介護従事者で介護福祉士や介護支援専門員などの資格をお持ちであれば既知の内容も多いため、しっかり学習すれば合格できる範囲でしょう。

推奨テキスト:
2級:「介護福祉経営士テキストシリーズ 基礎編」(全10巻)
1級:「介護福祉経営士テキストシリーズ 実践編」(全11巻)
介護福祉経営士テキストシリーズについて

日時・場所

CBT方式のため、全国47都道府県・計数百ヶ所ある試験会場からお好きな場所を選んで受験可能です。

試験は年末年始を除いて毎日実施(※会場により受験可能日・時間帯は異なる)されており、3ヶ月先~前日(クレジットカード払いの場合のみ)の範囲で予約申し込みできます。

申し込み方法

インターネット申し込みのみです。
電話や郵送での受付はされていません。

費用

2級:9,000 円(税込)

1級:10,400 円(税込)
※2020年現在

別途、協会への入会と入会費が必要です。(下記参照)
会員種別、入会金および年会費|介護福祉経営士 公式サイト

まとめ

介護ビジネスを始める際には
・人材管理・育成
・労務管理
・介護保険・介護報酬制度
などの正しい知識が必要不可欠です。

介護福祉経営士は、介護サービスの基礎知識や経営ノウハウに加えて、人材育成、労務関係についても深く学べる資格となっています。

介護業界で大切なのは”働く人”です。
経営面だけでなく、より良い介護サービスを提供するための人材マネジメントについても理解を深め、ぜひ実践で生かしてください。

<介護業界で役立つ資格まとめ>
■コラム「知って得する!介護の資格を徹底調査しました!」

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