介護職は50代ではきついかな?未経験での転職事情や仕事などを解説

「介護職は50代で就くのは、きつい?」と思っている方はいませんか。
特に50代・未経験で介護職になることは、二つの意味で「きつい」かもしれません。
採用されることが難しい「きつい」と、介護職として働くことが大変である「きつい」です。
この二つの「きつい」を理解することは、50代・未経験で介護職へ転職するうえで重要になってきます。
そこで今回は、50代・介護職未経験の方の転職事情や介護職の仕事の大変さ、成功する方法などについて解説します。
記事の最後には、「介護職になるのは考え直したほうがよい50代」についても解説しています。
ぜひ最後までご覧ください。
介護職への転職は50代・未経験ではきつい?
まずは50代・未経験の方の介護職転職事情について解説します。
人手不足で有効求人倍率が高いので転職できる!
近年、介護業界は人手不足で特に介護職はその傾向が強い状況です。
有効求人倍率は以下のように高い数値となっています。
- 全業種:1.23
- 介護サービス職業従事者:3.45
「有効求人倍率が高いのはわかるけど50代・未経験で採用されるの?」と思っている方がいるかもしれません。
しかし、「50代以上応募可」「未経験の方歓迎」と書かれた求人広告が多くあり、介護職の道は年齢・経験に関係なく開かれていると言えます。
「介護現場の人手不足を何としてでも解決したい」が介護施設・事業所の本音と考えられるので、年齢・経験に拘っていられないのでしょう。
未経験でも介護の仕事は誰でもできる!?
「誰でもできる」は誤解を招く表現かもしれませんが、介護職は他よりも未経験の方が早く一人立ちできる職種と言えます。
利用者の特性を理解し一人ひとりにあった介護をするためには、知識・技術が必要で当然時間がかかるかもしれません。
ただ、「介護現場の戦力」としての介護ができるようになるには、それほど多くの時間はかからないでしょう。
それに介護の仕事は様々であり、掃除やベッドメイキングなどの生活支援もあります。
忙しい現場でなかなか手が回らない生活支援をするだけでも、介護現場にとっては大きな戦力です。
なお、以前は無資格の方でも介護職として働けましたが、令和6(2024)年度からは最低でも「認知症介護基礎研修」が必要になるため注意してください。
介護職の仕事は50代・未経験にはきつい?
次は50代・未経験の方にとって介護職の仕事は大変なのかどうかについて解説します。
介護の仕事には体力が必要
多くの利用者様を介助し絶え間なく動く介護の仕事は、体力を使う仕事と言えます。
移乗介助や入浴介助などの基本的な介助、居室の掃除やベッドメイキングなどの生活支援、さらに利用者様の異変を察知して走ることすらあります。
具体例を挙げたらきりがありません。
ボディメカニクスというラクに介助する技術もありますが、一回の勤務に何十回も介助をしていたら、ベテランの介護職でも疲れてしまうでしょう。
それに勤務先が入所施設なら夜勤があります。
通常の夜勤は16時から10時までの16時間勤務(2時間の休憩あり)で、週1回以上ペースでこなします。
やはり介護職は体力を使う職種と言えるでしょう。
夜勤・人間関係とストレスがたまる
極限の状態で働く夜勤や、密なコミュケーションが必要な介護現場では、どんな介護職でもストレスがたまります。
夜勤は前述のように夕方から翌朝まで少しの休憩を挟みながら働き続ける働き方です。
夜中に起きているだけでも眠いのに、さらに利用者様の介護をしなければなりません。
眠さや疲労と闘いながらの介護は身体的にも精神的にも疲労がたまります。
また、通常の介護現場でもストレスはつきものです。
介護職は他の職員との密なコミュニケーションを必要としますが、考え方の違いによる少しのズレがストレスとなって、どんどんたまってしまうのです。
介護職にとってストレスは避けられないものと言えるでしょう。
給与が低い
介護職の給与が低い理由としては、介護保険制度で決められた介護報酬が低いからだと言われています。
介護施設・事業所にとっては介護職の給与を上げたくても上げられないのです。
この給与の低さに50代のプライドが我慢できないなら、介護職を続けることがきつく感じるかもしれません。
低いながらも50代の介護職が給与を上げる方法としては、介護職員初任者研修や実務者研修を取得し、資格手当を得ることです。
実務者研修は介護福祉士国家試験の受験に必要な資格なので、先々のことを考えて取っておいたほうがよいでしょう。
また、年齢が高い方に多くの給与が支払われる年齢給制度がある施設・事業所で働くこともおすすめです。
50代・未経験でもきつい介護職に成功する方法
ここまで介護職の50代・未経験の転職事情や大変な仕事内容について解説してきました。
介護職は「なるのは簡単だけど続けるのが難しい」と言えそうです。
それらを踏まえ、ここでは介護職として成功し働き続ける方法について解説します。
年下の同僚とコミュニケーションをとる
介護現場は20代から60代と様々な年代が勤務しています。
50代にとっては圧倒的に多い年下の同僚と、いかにうまくコミュニケーションをとるかが重要です。
年下の同僚とうまくコミュニケーションをとらないと、大きなストレスとなってしまいます。
普段から何気ない会話をしておけば、仕事中もコミュニケーションが円滑になるでしょう。
ただ、年下の同僚とのコミュニケーションが苦手な方はどうすればよいのでしょうか。
一つの方法として採用面接のときに職場の年齢層を確認することが考えられます。
職場のおおよその年齢層を教えていただけるはずです。
明らかに若い介護職が多いようなら、働き続けることは難しいかもしれないので、内定をいただいても断ってもよいかもしれません。
未経験でも柔軟に対応する
利用者様を相手にする仕事なので、つねに同じ対応ではうまく対応しきれないからです。
利用者様ごとに決まった介護方法は存在していますが、柔軟に対応しなければならない点も多くあります。
ただ、未経験の方にとって戸惑うこともあるでしょう。
その場合はわからないことをそのまませず、遠慮しないでに周りの同僚に質問することが重要です。
疑問点を解消することで、柔軟に対応できる介護職になっていきます。
50代の方は人生経験が豊富でありプライドもあるでしょう。
そのプライドが邪魔をして、年下の同僚に質問することに抵抗を感じさせるかもしれません。
しかし、初心者であることを自覚し、職場では先輩である年下の同僚に質問することが、今後の介護職としての成功につながっていくのです。
キャリアアップを意識して仕事をする
成功する最後の方法は、介護職としてのキャリアアップを意識することです。
定年退職まで無難に過ごしたいと思っていては、よい仕事はできず仕事がつまらなく感じるからです。
50代の介護職にとって定年までの残り十数年間は重要であり、本人の考え方次第で大きく変わります。
プライベートを充実させたい方や、仕事でラクをしたい方もいるでしょう。
しかし、起きている時間の半分の時間を占める仕事を充実させないと、仕事以外の時間にも大きく影響してしまいます。
50代だからとあきらめずに、キャリアアップを目指すことは重要です。
そのためには介護系資格に挑戦しましょう。
国家資格である介護福祉士や、ケアプランを作成するケアマネジャーを目指してはいかがでしょうか。
資格を取得することで周囲からも認められ、定年までだけではなく定年以降も介護に関係する仕事で活躍することができるでしょう。
こんな50代は介護職がきついかも
最後は介護職として働くことが難しいかもしれない50代について解説します。
50代・未経験でも働ける介護職ですが、以下に当てはまる方は要注意です。
- 体力がない:夜勤やつねに動いている仕事のため
- コミュケーションが苦手:つねに密なやり取りを同僚とするため
- 高い給与を望む:介護職の平均給与が低いため
上記の条件に当てはまる50代・未経験の方は、介護職として働くことが難しいかもしれません。
ただ、「給与にはこだわっていないし体力がないから、アルバイトで十分!」のように、条件を一つ二つと消していけば、長く働くことも可能です。
介護職に50代・未経験で就こう!きつい仕事もやり方次第!
50代・未経験で介護職はきついかなと不安に思っているでしょう。
結論としては50代・未経験でも介護職として採用されますが、働き続けることは大変なことです。
50代・未経験の方がきつい介護職を続ける方法としては、年下の同僚とコミュケーションを取ることや、キャリアアップを意識して働き続けることなどです。
50代・未経験ではきついかもしれませんが、やり方次第では介護職として長く働き続けられるでしょう。
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