ソーシャルワーカーの年収はどれくらい?

ソーシャルワーカー 年収
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ソーシャルワーカーの年収について知りたい方も多いかと思います。
ソーシャルワーカーの全国平均年収は、厚生労働省の職業情報提供サイト「
jobtag」によると、「425.8万円(令和5年度)」です。
ただし、職場や業務内容、経験年数などによっても異なります。
今回は、手取りやボーナスのほか収入をアップさせる方法についてもご紹介します。

  ソーシャルワーカーの年収や給料はいくら?

ソーシャルワーカーの全国平均年収は、厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、令和5年度であれば425.8万円ということでした。また、ソーシャルワーカーの平均月収は、22.5万円となっています。
ただし、当然のことながらソーシャルワーカーの年収や月収は、職場や業務内容、経験年数などによって異なります。また職場によっては24時間稼働していることもあるため、夜間勤務やシフト制となることもあります。
なお国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、2022年の日本人の平均年収は458万円でしたので、ソーシャルワーカーの年収は労働者全体の平均年収と比較すると低めではあります。しかしながら、ソーシャルワーカーの年収は保有資格や役職によっても差が生じることが多いため、キャリアアップを目指すことで収入アップも期待できるでしょう。

ソーシャルワーカーの手取りはどれくらい?

ソーシャルワーカーの平均手取り額は、約25万円前後となっています。ただし、20代の方の場合、20万円以下になることもあります。
ここで“手取り”とは、額面給料から税金および社会保険料等が天引きされ、自分で自由に使える金額を指します。手取りは一般的に、額面給料の7~8割と言われています。

ソーシャルワーカーのボーナスはどれくらい?

ソーシャルワーカーの年間のボーナスの平均額は約70万円です。
ソーシャルワーカーには、公務員として勤務する場合と、民間の相談援助職員として勤務する場合とがあります。
公務員としてや大規模な団体に勤務しているソーシャルワーカーの場合、一般的に月給の約4か月分が夏と冬の年に2回支給されていることが多くなっています。特に、大企業の場合、平均で年間85万円以上のボーナスが見込まれることもあります。
その一方で、民間の施設で勤務している場合は、賞与が少ない傾向にあります。また、経営状況によってはボーナスが削減されることもあるでしょう。
このことからもわかるように、賞与の面においても職場選びは重要な要素となります。

ソーシャルワーカーの福利厚生・手当について

ソーシャルワーカーの年収のほかに、手当や福利厚生についても知っておきたいところです。ソーシャルワーカーの手当や福利厚生は、勤務する機関の種類によって大きく異なります。
〇通勤手当
〇住宅手当
〇リフレッシュ休暇
この場合も、公的機関か民間企業かによって異なります。
公的機関においては、上記のように通勤手当や住宅手当などの基本的な福利厚生のほか、リフレッシュ休暇のような特別な福利厚生も充実していることが多くなっています。
しかしながら、その一方で民間企業においては、福利厚生内容が法人によって異なることから、就職や転職する前に福利厚生や手当についてしっかりと確認しておくことが大切です。
また、非常勤職員として勤務する場合には、社会保険の加入がない場合もあるため、個人での対応が必要になることもあります。

ソーシャルワーカーの年齢別平均月給はどれくらい?

ソーシャルワーカーとして勤務するケースが多い、社会福祉士と精神保健福祉士の年齢別の平均年収は以下の通りです。
上記の表を見ると、ソーシャルワーカーの年収は、20代の頃が低く、年齢が上がるにつれてアップしていき、50代頃にピークを迎えている傾向にあります。

ソーシャルワーカーの男女別平均月給はどれくらい?

次に、ソーシャルワーカーの男女別の平均月給について見ていきましょう。
上記の表を見てもわかるとおり、男女別でみてみますと、社会福祉士では男性の平均年収は449万円、女性は320万円、精神保健福祉士では男性の平均年収は403万円、女性は321万円です。本人の能力や実績にもよりますが、ともに男性の平均年収が高い傾向にあります。  

そもそもソーシャルワーカーとは?

ここまで、ソーシャルワーカーの年収についてお話してきましたが、そもそもソーシャルワーカーとは、どのようなものなのでしょうか。ソーシャルワーカーとは、簡単に説明しますと生活相談員のことです。ソーシャルワーカーは、福祉や介護、医療、そして教育などの現場において、社会的困難や障害を抱える方を対象に、支援や援助を行う仕事をしています。
また、ソーシャルワーカーとは、ある特定の資格を指すものではありません。複数ある職種が含まれた言葉です。ソーシャルワーカーになるために必要な資格はありませんが、一般的には「社会福祉士」や「精神保健福祉士」「社会福祉主事」の資格を取得したうえで、ソーシャルワーカーの職に就くケースが多くなっています。

ソーシャルワーカーの種類

ソーシャルワーカーといっても実は多くの種類があることをご存知でしょうか。この章では、代表的なソーシャルワーカーについて解説していきます。
【スクールソーシャルワーカー】
スクールソーシャルワーカーとは、学校の生徒に関する相談や支援を、家族や学校の先生などと協力して行う職業のことです。学校環境における、いじめや虐待、生活環境など、生徒が抱えている悩みや問題を解決するために相談や支援を担っています。また、そのほか、教職員に対する研修もソーシャルワーカーの仕事の1つです。定期的に学校を訪問したり、必要に応じて学校に派遣されて業務に従事しています。
【医療ソーシャルワーカー】
医療ソーシャルワーカーとは、医師や自治体などと協力し、患者やその家族の悩みや問題を解決するために、病院などで援助や支援を行う業種のことです。そして、この支援や援助は患者の療養期間中のみならず、退院後や社会復帰した先の精神的なケアまで含まれます。医療ソーシャルワーカーの勤務先は、病院をはじめ老人保健施設や在宅介護支援センターなどさまざまです。
【コミュニティソーシャルワーカー】
コミュニティソーシャルワーカーとは、自治体や地域で困っている方に向けて社会福祉活動を行う職業のことです。そのコミュニティに属している人々の生活における問題や悩みを解決し、生活環境や地域とのつながりの改善などに取り組んでいます。自治体や地域コミュニティや行政、それに伴う関係機関などと協力しながら、個人やその家族の支援を行っています。
【精神科ソーシャルワーカー】
精神科ソーシャルワーカーとは、「精神保健福祉士」や「サイキアトリック・ソーシャルワーカー」とも呼ばれ、精神障害のある人やその家族に対して、医師や医療機関と協力しながら生活支援や援助を行う職種のことです。業務内容には、患者の症状の相談や、日常生活の困りごとの解決なども含まれます。
このほか、生活相談員や支援相談員、児童福祉士、児童指導員などもソーシャルワーカーです。

ソーシャルワーカーになるなら、資格取得がおすすめ!

先ほどもお伝えしましたように、ソーシャルワーカーになるためには、特別な資格は必要ありません。ただ、以下の資格を保有していれば、就職や転職の際に有利になることもあるので、取得しておくことをおすすめします。
〇社会福祉士(国家資格)
社会福祉士は社会福祉専門の国家資格です。ソーシャルワーカーとして勤務する場合に求められることも多い資格で、社会福祉士の資格保有者は、福祉社会を支える専門職として高い評価と信頼が得られます。精神的、身体的、経済的などの理由で困っている方の相談に対応しサポートできる資格であり、老人福祉施設や医療機関、教育機関など幅広い分野で活躍することができます。キャリアアップにつなげる際には、ぜひこの資格を取得することをおすすめします。
〇精神保健福祉士(国家資格)
精神保健福祉士は、精神障害を持つ人の支援や援助に関わる仕事をする際に必要となる、国家資格です。精神保健福祉士の資格を取得することで、介護や社会復帰のための専門職として、精神的に問題を抱えている人のサポートができる知識とスキルを学んでいるという証明になります。主に、精神科のある病院や施設などの業務をする際に求められる資格ではありますが、生活相談員やスクールソーシャルワーカーなどの資格要件としても指定されている場合もあります。
〇社会福祉主事
社会福祉主事は国家資格ではありませんが、公務員として、都道府県や市の福祉事務所や福祉施設などに勤務することができる「任用資格」です。公務員試験に合格後、福祉事務所に勤務して初めて資格保有者としての仕事に就くことができます。社会福祉主事は、都道府県や市町村の福祉事務所などにおける社会福祉のサポートを行うためには必要な資格です。資格保有者は、社会福祉施設や介護施設などへの就職や転職の際に有利になるでしょう。

資格の有無や種類によるソーシャルワーカーの年収の違い

無資格の場合

ソーシャルワーカーは、特定の資格が無くても就労は可能です。資格を取得していないソーシャルワーカーの給料は、有資格者と比較しても大きく低くなることはありません。約34万円が平均給料となります。
ただ、多くの医療機関において、社会福祉士や精神保健福祉士の資格保有者を採用条件としていることから、採用募集の幅に差が出て来るでしょう。その理由は、信頼性や支援の質を担保することが目的です。また、社会福祉士の場合、診療報酬加算の対象となるというメリットもあります。資格取得によって、幅広い勤務先の選択が可能になることから、将来的なキャリアアップを考えるのであれば、資格取得をおすすめします。

社会福祉士(国家資格)

社会福祉士の平均年収は、公益財団法人社会福祉振興・試験センターが令和2年に実施した調査によると、403万円で、男性は473万円、女性は365万円です。平成27年にも同調査が行われており、このときの平均年収が377万円であったことから、比較してみても5年間で平均年収は26万円多くなっています。
社会福祉士の資格を取得することにより、医療現場などでソーシャルワーカーとして勤務するための知識を身につけることができ、キャリアアップに大きな影響をもたらし、収入面においても働き方の選択肢が広がるといったメリットがあるでしょう。

精神保健福祉士(国家資格)

精神保健福祉士の平均年収は、公益財団法人社会福祉振興の就労状況調査(令和2年度)結果報告書によると、404万円です。
精神保健福祉士の資格を取得している人であれば、ソーシャルワーカーとして医療現場で入院・通院患者の心理社会的課題に適切に対応することができるでしょう。

ソーシャルワーカーと他職種との年収の違い

ソーシャルワーカーと同様に、福祉や介護に携わる職業はたくさんあります。ここでは、介護に関係する職業の年収をご紹介します。ソーシャルワーカーとの比較で、どのくらい年収に差があるのかを見ていきましょう。

介護職員

介護職員の平均年収は、事業所や雇用形態、役職の有無などによっても大きく異なりますが、約380万円です。ソーシャルワーカーの平均年収と比較すると、約46万円低い平均年収です。
介護職員は、ソーシャルワーカーの業務内容である、相談や援助とは異なり、直接的な介護を行います。買い物の手伝いや掃除のほか、入浴介助など業務内容は多岐にわたります。資格がない場合、身体介護以外の業務に限られてしまうことから、多くの介護職員は「介護職員初任者研修」を取得して勤務しています。
ソーシャルワーカーとは業務内容や、必要な資格が異なることから、年収にも違いが出ているようです。

介護福祉士

介護福祉士の平均年収は、厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、約400万円です。ただし、介護福祉士の年収は、事業所や雇用形態、役職の有無、さらには年齢や経験年数によっても変動します。ソーシャルワーカーの年収と比較すると、約26万円低いと言えます。介護福祉士は、介護職員の中で「介護福祉士」の資格を保有している人を指します。介護系資格の中で唯一国家資格であり、最も給与が高いとされています。介護福祉士資格取得の際に得た知識やスキルを活かしながら業務に従事することができます。

介護支援専門員(ケアマネージャー)

介護支援専門員(ケアマネージャー)の平均年収は、約424万円です。ソーシャルワーカーの平均年収と比較してもほとんど変わりません。「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格することで、介護支援専門員(ケアマネージャー)として仕事に従事することができます。この試験を受験するには、実務経験や医療・福祉関連の資格が求められます。介護福祉士やソーシャルワーカーが介護支援専門員(ケアマネージャー)を目指すことも多いようです。介護支援専門員(ケアマネージャー)は、介護を必要とする人に対して適切なケアプランを作成したり、介護給付費の管理、また要介護者と介護サービス事業所間の調整役といった業務を担っています。

ソーシャルワーカーが年収をアップさせるためには

  • 資格の取得
  • 勤続年数を重ね経験を積む
  • 管理職へのキャリアアップ
  • 転職をする

資格の取得

ソーシャルワーカーが年収をアップさせるためには、適切な資格を取得することが大切です。資格取得により専門性がより高まり、好待遇も期待できます。
【関連する主な資格】
  • 社会福祉士
  • 精神保健福祉士
  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)
先ほどもお伝えしましたが、社会福祉士・精神保健福祉士は国家資格です。指定の教育機関で学んだ後、実務経験等を経て国家試験に合格する必要があります。夜間コースもあることから、働きながらでも資格取得が可能です。
一方、介護支援専門員(ケアマネージャー)は上位資格に位置づけられています。受験にはさまざまな要件を満たす必要があります。
このような資格を取得しているソーシャルワーカーは、無資格者と比較しても年収アップが見込めます。また、医療分野に従事する場合は、社会福祉士や主事任用資格の保有が求められることも多いようです。資格は、“専門性の証”となることから、ソーシャルワーカーのキャリアアップにとって大きな追い風となるでしょう。

勤続年数を重ね経験を積む

ソーシャルワーカーの年収は、勤続年数によって変動していきます。公的データにおける、ソーシャルワーカーの勤続年数ごとの給与額を示すものはありません。ただ介護職全体では、厚生労働省の調査によると勤続年数1年未満で23万円、5年で28万円、10年で31万円と上昇しているのがわかります。同じ職場に長く勤務し続けることによって、経験を積むことにつながり、定期的な昇給や役職昇進の機会も増え給与水準は上がっていく傾向にあります。さらに、ひとつの職場で経験を積むことで、同僚や上司との絆が深まりコミュニケーションも取りやすくなり、働きやすい環境づくりにもつながります。ソーシャルワーカーを目指している方は、将来的なキャリアアップのチャンスが豊富な職場を選ぶことをおすすめします。勤続年数に応じた適切な待遇、そして、働きやすい職場を見つけることが重要となります。

管理職へのキャリアアップ

ソーシャルワーカーとして経験年数を重ね、経験を積むことで管理職へとキャリアアップすることにつながり、大幅な年収アップが期待できます。というのも、管理職になると役職手当が支給されます。このことから、一般職員と比較しても給与水準は高くなります。ただし、管理職へステップアップするためには、当然のことながら実績と能力も求められます。そのため、長期的な視野を持って、しっかりと経験を積み重ねることが大切です。また、経験を重ねていくほどに、より高度な業務を任せてもらえるようになり、管理職になる機会も増えるでしょう。

転職をする

国家資格を持つソーシャルワーカーは、介護業界において需要が高く、条件の良い職場への転職のチャンスが多くあります。そのため、現在の職場で年収アップが期待できないのであれば、転職を検討するのも一つ手と言えます。ソーシャルワーカーは、未経験であっても採用したいという職場は数多くあるため、一度経験を積んでから年収の高い職場へ転職するのもおすすめです。
いざ、転職を決意した場合、複数の求人を比較検討しましょう。また、介護業界に詳しい人からアドバイスを仰ぐのも良いでしょう。さらに、待遇以外にも勤務地や通勤時間、施設の方針や雰囲気なども事前に確認できるものはしておくことが大切です。しっかりと情報収集と準備を行ってから、最適な転職場所を選ぶようにしましょう。

ソーシャルワーカーに向いている人

ソーシャルワーカーは、以下のような方に適している職業です。
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 人助けが好きな人
  • 常に冷静な判断ができる人
さっそく詳しく見ていきましょう。

コミュニケーション能力が高い人

ソーシャルワーカーは、さまざまな人の悩みや問題に耳を傾け、支援や援助を行う仕事です。そのため、積極的にコミュニケーションを取れる人が向いています。またソーシャルワーカーは、関連機関や行政などと協力し、多くの人とともに仕事に取り組む職業であることから、コミュニケーションを取りながら、チームで働くことができる人におすすめです。

人助けが好きな人

人の話に耳を傾けながら、世話をしたり、人助けをすることが好きな人は、ソーシャルワーカーに向いています。人が感じている不安や悩みを一緒に考えたり、辛い気持ちを解決してあげたいという気持ちがあると、人をサポートする仕事に真摯に取り組めるでしょう。人の悩みや痛みに共感しやすいという人も、ソーシャルワーカーに適しています。

常に冷静な判断ができる人

ソーシャルワーカーは、人の悩みや痛みを共感しつつも、冷静に判断することが大切です。人によって異なるさまざまな悩みや問題を解決するために、常に客観的な視点を持ち、臨機応変に対応することが求められます。また、相手の表情やしぐさなどからも本音を探るために、高い観察力や洞察力も必要となるでしょう。

まとめ

ソーシャルワーカーの年収は、労働者全体の平均年収と比較すると若干低めではあります。しかしながら、
  • 資格の取得
  • 勤続年数を重ね経験を積む
  • 管理職へのキャリアアップ
  • 転職をする
などを試みることで、ソーシャルワーカーの年収アップも期待できます。
ソーシャルワーカーは、生活に不自由や問題を抱える人達が社会の中で自分らしく生活していけるようにサポートをする、大変重要な役割を担っています。そのため、人材確保のために処遇改善が検討される可能性も。国家資格を持つ専門職として、ソーシャルワーカーは今後さらに需要が高まる職種と言えるでしょう。

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※掲載情報は公開日あるいは2025年01月27日時点のものです。制度・法の改定や改正などにより最新のものでない可能性があります。
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