介護職員初任者研修を取得するメリットは? 仕事内容はどうなるの?

更新日:2020年06月13日

公開日:2019年12月20日

介護職員初任者研修 取得するメリットは?仕事内容はどうなるの?

介護のお仕事に興味のある方、または介護の仕事を目指している方必見!
介護職員初任者研修を受けたら「どんなメリットがあるの?」「できる仕事は増えるの?」
など様々な疑問が浮かんでくると思います。
そこで、介護職員初任者研修を受けることによって得られるメリットや、仕事内容について詳しく調べたのでぜひ参考にしてみてください!
まず、介護職員初任者研修はどんな資格なのか?というところから説明していきます。

介護職員初任者研修ってどんな資格?

介護職員初任者研修は、厚生労働省が認定している公的資格です。
以前はホームヘルパー2級という資格がありましたが、2013年の制度変更により資格が廃止され、代わりに介護職員初任者研修がホームヘルパー2級相当の資格として位置づけされました。
スクールや介護事業者などの間では、未だに「ヘルパー2級」と呼んでいる場合もあります。
介護職員としてキャリアを築いていくうえで、介護職員初任者研修の取得は最初のステップといわれており、主に介護の基礎知識を学び実践に活かすことのできる資格となっています。
取得するには、スクールへ通学もしくは通学と通信を組み合わせて130時間の講座・演習を受講しなければなりません。

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ここからは、実際に初任者研修を取得するとどんなメリットが得られるのかを具体的に紹介していきます。

1.給料が上がる
ほとんどの介護施設では、資格の有無や取得している資格の難易度によって支給される給与額が異なります。
初任者研修を取得後、正規雇用の場合は平均で月1000円~5000円の資格手当が。
時給の場合は平均で50円~100円のアップが見込めます。

無資格と有資格とでは、有資格がスタートの給与額は多少なりとも多い傾向にあります。(※介護ワーカー調べ)
働くうえで軽視できない給与面に反映されるとあれば、資格を取得していて間違いはないです。

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2.介護職員としてキャリアアップのスタートラインに立つことができる資格
介護職のスペシャリストとして位置づけされている国家資格の「介護福祉士」などを後々取得するにあたって、介護職員初任者研修をはじめ、基礎となる資格のステップを踏んでいるということはとても大事です。
なぜならば、介護福祉士の資格取得条件として、介護職員初任者研修のひとつ上の資格である「介護職員実務者研修」を取得していなければ、そもそもの受講資格がないからです。
さらにもう一つ。現在厚生労働省が定めている資格取得の流れにおいても、スタートラインと定めている資格が介護職員初任者研修なのです。
この流れに応じて、経験を積みながら少しずつ資格を取得していけば、介護職員としてのスキルアップが望めます。

3.介護のスキルは家族介護にも役立つ

ご家庭に要介護の高齢者がいる場合、介護知識もなくやっていることが本当に正しいのか不安になることも多いかと思います。
排泄や入浴、食事介助などの日常生活で必要なことも、少しでも介護の専門知識があるだけで楽になるでしょう。
学んだ知識やスキルは介護の現場で働くためだけではなく、自身のためにもなる大変身近な資格といえるでしょう。

4.資格を取得していることで転職にも有利!
介護業界は、全国において実にたくさんの介護職求人が年間を通して募集があるという現状ですが、採用に関しては経験があっても無資格という方よりも、経験は浅くても資格があるという方のほうが重宝されやすい傾向にあります。
無資格でも採用してくれるところはありますが、規模の大きな介護施設などでは資格の有無が採用の分かれ道といっても過言ではありません。
そのため、介護職員としてのスタートラインとなる介護職員初任者研修は、絶対取得しておきたい資格であるといえます。

次に、介護職員初任者研修を取得する前と後では仕事の内容はどのように変わるのでしょうか?

介護職員初任者研修:取得後の仕事内容はどう変わる?

介護職員初任者研修取得後の仕事内容はどう変わる?

介護の仕事には、利用者の体に直接触れて行う「身体介護」、日常生活のお手伝いをする「生活援助」があります。
無資格と有資格で仕事内容の差はほとんどありませんが、初任者研修を取得することでホームヘルパーの仕事が出来るようになります。

ホームヘルパーは利用者の自宅を訪問し「身体介護」や「生活援助」の業務を基本的に一人で行います。
必要に応じてサービス利用者を病院に連れていく「通院介助」もあります。
利用者との距離が近く、他の事業所ではなかなかできない経験を積むことができるので仕事の視野も広がるでしょう。

さいごに

介護職員としてキャリアを築いていくうえで、介護職員初任者研修の取得はスタートラインといわれており、主に介護の基礎知識を学び実践に活かすことのできる資格となっています。
介護職員初任者研修を取得すると、仕事面だけではなく家族介護など様々な面での活用も期待できることがご理解頂けたと思います。
介護職員初任者研修の試験合格後は有資格者として、介護業界で幅広く働くことができるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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■コラム「介護職員初任者研修の内容とは?まとめてみました」

■コラム「介護職のスタートライン!介護職員初任者研修にかかる費用と受講方法とは?」

■コラム「どんな資格?介護職員初任者研修を徹底調査!」

※掲載情報は公開日あるいは2020年06月13日時点のものです。制度・法の改定や改正などにより最新のものでない可能性があります。

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