転職を考えている介護職の方必見!スケジュールを立てて転職活動できていますか?「スケジュールを立てられない」「なかなか動けない」という方も、気持ちよく新たなスタートがきれるような転職計画のポイントをご紹介します。
転職活動スケジュールを立てる必要性
はじめに、転職活動を行うためにはなぜスケジュールを立てた方が良いのでしょうか?
スケジュールの必要性をお伝えしていきたいと思います。
自分自身の行動が可視化できる
→次にやるべきことが明確になる為、無駄な行動をしないで済みます。
また、「計画通りに動けていない」「時間が足りていない」などの問題点に気づき、改善したり対策を立てることができます。
モチベーションを高められる
→「〇日までにこれをやろう!」と目標や目処を作ることで意識を上げ、気持ちを高めることができます。
転職活動の長期化を防ぐ
→ダラダラと転職活動を長引かせていると、転職に対する不安が募り転職自体を辞めてしまう人も少なくありません。
在職中であると、就職先が決まらないことで心にゆとりがなくなり、ミスをしてしまうなど仕事に支障が出てしまいます。
また、退職後であったら、精神面や金銭面の不安に加えて働いていない期間が長期に及ぶことで就職希望先から悪いイメージを持たれてしまいます。
転職スケジュールを立てることで、集中して転職活動が出来るようになります。
では、転職活動を円滑に進めるためにはどのようなスケジュールを立てたら良いのか考えていきましょう。
転職活動のスケジュールを立てましょう!
実際に、介護の転職活動期間はどのくらいかかるのでしょうか?
下記の図は転職活動開始から入職時期までを表した図です。
介護の転職活動は大体2ヶ月から3ヶ月の期間がかかります。
個人差もありますが3ヶ月以上かかる人は少ないと言われています。
この約3ヶ月間のスケジュールを立てる際、効率的に動けるような内容にしたいと思いませんか?
そこでオススメなのが入職時期から逆算してスケジュールを考えるということです。
下記の図は入職時期を9月に設定し、そこから逆算して考えた転職活動の図です。
逆算スケジュールとは時系列でスケジュールを立てるのではなく、入職時期からスケジュールを立てていく方法です。
上の図で解説します。
まず入職時期を9/1と決めたら、入職準備に要する期間を逆算して8/1には内定をもらっておく必要がある、というのが算出できます。
8/1に内定をもらっておく必要があるので書類選考や面接に1ヶ月ほど要することを考えると、7/1には書類作成・応募、求人検索・施設研究、情報収集、自己分析が終わっていることになります。
9/1の入社を目指すには、“6/1から転職活動を始めるべき”というのが見えてきます。
なぜ入職時期を決めてからスケジュールを立てるのでしょうか?
それには、3つの理由があります。
逆算スケジュールの3つのメリット
(1)転職活動をあいまいに終わらせず、退職リスクを回避できる。
→逆算スケジュールを組み立てることで、「いつまでに何をしなければならないか」が明確になり、転職において必要な情報収集の時間をしっかりと確保できます。そのため「なんとなく良さそうだから」「離職期間が長いと怖いから」と焦って就職先を決めてしまうことを防げます。
また、焦って就職したことでその職場が自分に合わず、すぐに辞めてしまうことも避けられます。
(2)大体の求人応募数の見切りができる
→この期間であれば何社の応募ができて、どのくらい時間を費やしたらいいかが分かります。
(3)求人が出たらすぐに応募ができる
→応募書類作成や情報収集を先に行っておくことで余裕が生まれる為、求人が出た時にすぐに応募できます。このように、逆算スケジュールを立てることで自分の就職活動の進捗を管理したり、リスクを減らすことができます。また、1ヶ月や1週間ごとの大きなスケジュールを立てるのも大事ですが、1日ごとのTo do listを作り、さらに細かい行動計画を作ると自分がやるべきことがより具体的になってきます。To do listとは決めた時間の中でやるべきことをリストアップしたものです。
就職活動は長引けば長引くほど疲労してしまい、決断力や判断力もぼやけてしまいます。ですので、出来るだけ短期間で終わらせられるようしっかりとスケジュールを立てたうえで行動に移していきましょう。スケジュールを立てたり、転職を進めるにあたってなかなか行動に移せないなど少しでも不安や悩みがあれば、是非介護ワーカーをご利用ください。専任アドバイザーがしっかりサポートしてくれます!【転職サイト 介護ワーカー】 転職するのに最適な時期は?避けた方がいい時期は?
さて、「スケジュールを立てる」にあたって、最適な転職時期や避けた方がいい時期はあるのでしょうか?解説していきたいと思います。
転職するのに最適な時期は?
介護職は人員不足が深刻化しているうえ離職率が特に高い為、一年を通じて求人が沢山あるのが現状です。
しかしその中でも、夏・冬のボーナスを受け取った後に退職する人が増える1~2月、7~8月に求人が増加する傾向にあります。
退職者と同時に求職者も増えるので競争率は多少高くなりますが、求人が多く出る、1~2月・7~8月はねらい目だと言えます。
では、逆に避けた方がいい時期はあるのでしょうか?
避けた方がいい時期は?
特に避けた方がいい時期はほとんどありませんが、3月・4月は気にかけた方がいいかもしれません。
というのも、3月・4月は新年度への体制作りなどで忙しく、職員は手一杯になっている為、入職したとしても適切な指導を受けることが出来ない可能性があります。
適切な指導がなされなかった為に離職を考えざるをえない場合も出てくるでしょう。
また、施設によって繁忙期があると思いますので施設の様子を見ながら転職の時期を決めることも必要かもしれません。
最終的に転職時期は自分のタイミングで決めることになってくると思います。
理想の求人がでる可能性は十分あるので、スケジュールを確認しながら常にチェックしておきましょう。
さいごに
いかがでしたか?日常生活でスケジュールに予定を入れることは、大半の人が行っているかと思います。今回のように転職活動においてもスケジュールを立て、それに合わせて計画的に動いていくことは、就職した先でも仕事を処理していく為に役立つのではないでしょうか?転職時期をしっかり見定めて自分に合ったスケジュール作りをし、転職活動を進めていきましょう!少しでもスケジュール作成に不安をお持ちでしたら、是非介護ワーカーにご相談ください!専任のアドバイザーがご相談にのります!~アドバイザーに相談する~ 転職準備に関係するコラム一覧