介護職の正社員になるには!未経験、パートからでも正社員になれる?

公開日:2020年10月08日

更新日:2020年10月09日

介護職の正社員になるには?なるための条件は?メリットは?

正社員、パート、派遣など多様な雇用形態で働くことが可能な介護業界ですが、正社員として働くために必要な資格やスキル、条件などがあるのでしょうか?
 
今回は介護職の正社員になるために必要なことや採用されるための秘訣、正社員の仕事内容や給料、メリットなどについて調査しました。
 
これから正社員の介護職員になりたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

介護職は未経験からでも正社員になれる?

結論からいうと、介護職は未経験からでも正社員になりやすい職業といえるでしょう。
パートから正社員になることも同様です。
 
もちろん介護の専門資格や介護職経験はあった方が歓迎されますが、他職種と比較してみても圧倒的に中途・未経験からでも正社員として採用されやすい業界です。
 
その理由には介護業界全体における慢性的な人材不足と高齢者数の増加があります。
アクティブシニア(意欲的で健康意識が高く活発な高齢者)や外国人労働者の雇用を積極的に進めているほど、人手不足は深刻です。
介護の仕事をやってみたいという前向きな人は多くの事業所で歓迎されるでしょう。

介護職正社員のメリット・デメリット

正社員介護士のメリット・デメリット

あなたが介護職の正社員になりたい理由は何でしょうか?
 
ボーナスがあるから?
家族を養うため?
皆さんそれぞれの理由があると思いますが、正社員として働くにあたって様々な角度からの良い面・悪い面を把握しておいた方がよいでしょう。
 
介護職員の
◆給料・年収
◆仕事内容・働き方
◆キャリア・将来性

という点から、正社員になるメリット・デメリットを紹介していきます。

給料・年収

介護職員の正規職員(月給の者)の所定内賃金は234,439円、賞与は599,506円という調査結果が出ています。
この金額で年収換算した場合、介護の正社員の年収は約341万円となります。
また賞与に関しては70%以上の割合で支給されているという状況です。
賞与の支給率、支給額共に年々増加傾向となっています。
 
一方、非正規職員の賞与の支給率は約50%程度にまで下がります。
支給額も351,152 円という調査結果が出ており、正規職員よりも20万円以上少ない金額です。
 
正社員で働く方が非正規雇用よりも給料を上げられる可能性があり、これは大きなメリットのひとつといえるでしょう。
退職金制度や財形貯蓄など、正社員だからこそ適用される福利厚生があることもメリットですね。
 
しかし全職種で見た場合の介護職の給与水準は正社員であっても低くなっています。
全産業129職種の中で、福祉施設介護員は第105位という結果。
そもそもの給与水準が低いというのはデメリットとなるかもしれません。
 
※給料データ参照
・令和元年度 介護労働実態調査
・平成30年度 賃金構造基本統計調査

介護職員の給料、賞与に関してはこちらに詳しく書いています!
■コラム「介護職の給料事情を徹底解明!あなたの疑問をまるっと解決します。」
 
■コラム「介護職の賞与・ボーナスの金額はどれくらい?徹底調査!」

給料・年収のメリット・デメリットまとめ

◆メリット◆

・パートで働くよりも給料は高くなる
・賞与支給率、支給額も非正規より高い傾向にある
・正社員の方が適用される福利厚生が多い

 

◆デメリット◆
 
・全産業でみた場合、介護職の給料は平均水準よりも低くなる


仕事内容・働き方

仕事内容は、利用者の生活支援や身体介護など正社員・アルバイトを問わず必ずやるべき業務があります。
いわゆる基本的な介護業務です。
 
それらの基本業務に加えて、正社員になると人材採用や教育、シフトの管理といった人事的なことや細かな事務作業も増えていきます。
レクリエーションやイベントの企画・準備、社員ミーティングや研修、利用者のご家族への対応、事故やトラブル時の対応などなど・・・介護業務以外のことにも多くの時間が割かれることになるでしょう。
 
その分、パート職員よりも多くの経験を積むことができたり、役割を任せてもらえることもあるでしょう。
事業所の一員として責任感をもって働くことは大きなやりがいにもつながるのではないかと思います。
 
働き方に関しては、土日勤務と夜勤は必須と心得ておきましょう。
特に入所系の介護施設は利用者がいる限り365日24時間休みがありません。多くの施設ではシフト制が導入されています。
 
パートであれば休み希望や勤務時間帯など、自身の都合に合わせてある程度自由な働き方が可能ですが正社員だとそういうわけにもいきません。
他の職員の急な休み、シフト変更などイレギュラーなことが発生した場合に社員が対応しなければならないこともあるでしょう。
そのため正社員で働くのであれば、曜日・時間帯問わずシフト変更にもフレキシブルに対応できる人が望ましいです。
 

仕事内容・働き方のメリット・デメリットまとめ

◆メリット◆
 
・裁量権が大きい仕事を任せてもらえるようになる
・やりがいにつながる
・スキルアップ、成長が期待できる


◆デメリット◆
 
・日勤のみや土日休みといった働き方が難しい(※施設による)
・介護業務以外の事務作業や会議などが加わり業務量は増える
・責任が重くなる



キャリア・将来性

「介護職の経験を積んでリーダーや管理者を目指したい」
「知識やスキルをつけてステップアップしていきたい」
もし、そんなふうに長期的なビジョンやキャリアを描いているなら正社員で働く方がおすすめです。

先述したように正社員とパートでは裁量や責任の大きさにやはり違いがあります。
介護業務だけでなく職員のマネジメントやコスト管理など、できる仕事の幅を広げていくことはキャリアを形成していく上でとても大切です。それらの経験はキャリアアップの転職にも有利に働くでしょう。

また事業所によっては異動や転勤などの可能性もあります。
これに関してはメリットになるかデメリットになるかは人によって異なるかと思いますが、異動や役職変更なども正社員だからこそ経験できることでしょう。

介護職としてキャリアアップしていきたいという思いがある方は、正社員として働くことを検討されてはいかがでしょうか?

介護職のキャリアアッププランはこちら!
◆コラム「介護職のキャリアアップの方法を一挙公開!」

キャリア・将来性のメリット・デメリットまとめ

◆メリット◆
 
・キャリアアップしやすい
・転職に有利に働く

◆デメリット◆
 
・他県への転勤、部署異動の可能性がある


介護の正社員になるには?意識すべき3つのこと

目指せ正社員!意識すべき3つのこと ①介護職への意欲と覚悟 ②初任者研修を受講 ③入職後の目標設定

経験や年齢を問わず正社員になりやすい介護職ですが、とはいえ誰しもが正社員になれるわけではありません。
ここからは、正社員の介護職員として働くために意識すべき3つのことをお伝えできればと思います。

介護の仕事への意欲を伝えよう

面接(採用)時の話になりますが、未経験から介護の道に進むことをお考えの方は「なぜ介護職を選んだのか」という部分を明確にし、介護の仕事への意欲を伝えられるようにしましょう。
人手不足の介護業界ですが、決して誰もが採用されるわけではなく、正社員であればなおさらハードルは高くなります。
 
介護の仕事は、能力以上に人柄ややる気を重視されます。
高齢者の方を敬う気持ちや思いやりの心が必要ですし、大変な仕事だということを理解しているかどうかも採用時には見られています。
 
介護職未経験の方は特に、「自分がなぜ介護の仕事に就きたいのか」「どんな介護士になりたいのか」という点を明確にし、志望動機や自己PRでそれらをしっかりと自分の言葉で伝えられるようにしておきましょう。
 
<自己PR例文はこちら>
◆【例文あり】”採用される”介護職の自己PRの書き方とは!

<志望動機例文はこちら>
◆介護業界の志望動機の書き方

初任者研修資格を取得しよう

未経験かつ無資格の人は、まずは介護職員初任者研修を受講しましょう。
初任者研修の受講は介護士としてのスタートライン。介護の仕事を始めるうえでなくてはならない基礎知識・技術を学べる研修です。
 
介護の仕事は無資格からでもスタートできますが、研修を受けている方が転職には有利でしょう。
2ヶ月程度の学習期間が必要になりますので転職活動と並行して受講することをおすすめします。
 
◆介護職員初任者研修についての詳しい情報はこちら
コラム「どんな資格?介護職員初任者研修を徹底調査!」

入職後3ヶ月の目標を立てよう

無事に採用が決まったら、まずは入職後3ヶ月の具体的な目標を立てましょう。
なぜ3ヶ月なのかというと、正社員として本採用が決まるまでに3ヶ月程度の試用期間を設けている事業所が多いためです。
この期間の努力次第で晴れて正社員になれるかどうかが決まるわけです。目標を持たずに毎日言われた作業をこなすだけではあっという間に時間だけが過ぎてしまうでしょう。
 
3ヶ月後にどんなことができるようになっていたいかを具体的に考えてみましょう。
例えば「初任者研修を修了し、実践でできる身体介護を増やしていく」などです。
できない業務を洗い出し、さらに細かく目標を立てるのもよいでしょう。
スキルチェックシートなどが用意されている場合は、ぜひそちらも活用してください。
 
主体的に自分から学ぶ気持ち、前向きに仕事に取り組む姿勢を忘れずに、まずは3ヶ月間全力でやり切りましょう。

まとめ

人材不足の介護業界ですが、誰もが簡単に正社員として採用されるわけではありません。
しかし仕事へのやる気や人柄で採用してもらえる可能性が高い介護の仕事は、もし自身の年齢や職歴にハンデを感じている方にとってはチャンスともいえるでしょう。
目標意識を持って仕事に取り組み、正社員採用のチャンスをつかみましょう!!
 
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■コラム「未経験・無資格で介護職に就くには?志望動機や職場の選び方も紹介!」

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