更新日:2020年06月13日
公開日:2019年10月02日
新潟県で介護職の転職を考えているあなたのために、詳しい介護転職事情について調査しました。
本コラムでは、新潟県における
■介護事情(介護施設数、高齢化率など)
■求人の種類(地域、施設形態、雇用形態など)
について書いています。
新潟県の人口総数は約222万8千人で、世帯数は約90万世帯、人口は年々減少しています。
市町村によって人口の多い地域、過疎化が進む地域の差が大きくなっており、約80万人(県人口総数の3分の1以上)が新潟市に集まっています。
次に、新潟県の高齢者の数についてです。
新潟県の65歳以上の人口は約71万5千人で、32.2%と全国的に見てかなり高齢者が多くなっています。そして、その半数以上が後期高齢者です。
また、20~30代の人口が 非常に少なくなっています。大学生や社会人になって新潟県を離れる若者が多いことが要因と考えられます。
また地域によっても高齢化率に差があります。
特に人口の少ない地域は高齢化率が40%以上となっており、労働人口数と変わらないような状況です。特に高齢化が顕著な市町は、佐渡市、阿賀町、出雲崎町、津南町です。
新潟県には約4万人の介護職員がいます。
現在、他県に比べると、介護職員の充足率は高い状況ですが、2025年には約4000人の介護人材が不足する見込みとなっています。
今後も労働人口の減少に伴い、介護人材の確保はなかなか難しいでしょう。
新潟県として、介護未経験者への支援や労働環境の改善を図るとともに、介護ロボットの導入や、外国人労働者の受け入れなども検討しながら、労働力の確保を進めています。
新潟県の介護職における有効求人倍率は3.06倍(2018年8月時点)で、求人数は豊富にあると言えます。どのような職種や給与形態が多いのでしょうか?新潟県の介護求人事情をお伝えします。
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新潟県は無資格・未経験の方でも介護職にチャレンジしやすい環境が整っています。
資格取得支援制度を設けている介護施設、職場体験を積極的に推進し、介護職の間口を広げています。
求人募集が多い職種は、介護士・ヘルパー職で、全体求人の8割以上にあたります。管理職ポジションの募集は僅少で、人気の求人はすぐに人が決まってしまう可能性が高いです。いい求人を見つけた場合は早めに応募することが望ましいでしょう。
求人の数は新潟市が圧倒的に多く、人口の多さに比例して、施設の数も増えています。中でも中央区が人気地区。新潟市に次いでは、長岡市、上越市の施設求人が多くなっています。人口の少ない地域は訪問介護の需要も高くなっています。
新潟県の介護職のひと月当たりの給料は、介護士が22万2千円、ケアマネージャーが23万4千円(2018年時点)となっています。全国平均と比較すると若干低めの給与水準となっています。
新潟県の介護職の給料についてはこちらもお読みください。
コラム「新潟県の介護職員の給料事情」リンク
新潟県の介護事情をまとめると以下の通りです。
・新潟県の人口は、約222万人。そのうち65歳以上の人口は71万人で32%を占めている
・新潟県の高齢化率は地域によって差があり、過疎化が進む地域では40%以上が高齢者となっている
・2025年には4千人以上の介護人材不足が懸念されている
・介護求人数は、人口の多さに比例して、新潟市、長岡市、上越市に特に多い
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※掲載情報は公開日あるいは2020年06月13日時点のものです。制度・法の改定や改正などにより最新のものでない可能性があります。