介護福祉士試験ってどんな試験?その内容を徹底調査!

徹底調査!介護福祉士試験 その内容とは?

介護職の国家資格「介護福祉士」。資格取得には介護福祉士試験の合格が必須です。
 
本コラムでは、初めて介護福祉士試験を受験しようと考えているあなたに、
■介護福祉士試験とは何か?
■介護福祉士試験の内容
■難易度や注意点

についてお伝えします。

介護福祉士試験とは?

介護福祉士試験ってどんな試験?

介護福祉士試験とは介護福祉士資格を取得するための試験で、正式名称は「介護福祉士国家試験」といいます。介護福祉士は介護の仕事における国家資格であり、国に認定された介護のスペシャリストというわけです。

介護福祉士試験はいつあるの?

介護福祉士試験は年に一回開催されています。
例年、筆記試験は1月、実技試験は3月に開催されており、前年の8月〜9月頃が受験申し込み期間となっています。

試験の開催時期や場所については、今後変更となる可能性もありますので公式サイトで発表されている最新の情報を確認してください。
 「公益財団法人 社会福祉振興・試験センター」ホームページ

介護福祉士試験の受験にかかる費用はいくら?

介護福祉士試験の受験費用は、資格の取得方法によって異なります。

資格の取得方法は大きく分けて3つあり、「介護福祉士養成施設ルート」「福祉系高校ルート」「実務経験ルート」です。それぞれの取得方法によってかかる費用に差があります。なお実務経験ルートで資格取得する場合、学習方法(スクール、通信、独学など)によってかかる費用は変わってきます。

必ず必要になるのは受験手数料(令和2年 第32回介護福祉士国家試験は15,300円)です。このお金は試験を申し込む際に必ず支払わなければいけません。
 

介護福祉士試験の試験内容とおさえるべきポイント!

では、介護福祉士の試験がどんな内容の試験なのかについてお伝えしていきます。

介護福祉士国家試験は筆記試験と実技試験に分かれています。
以下は、筆記試験と実技試験の具体的な内容です。
ぜひ参考にしてください。
 

介護福祉士試験 筆記試験の内容

介護福祉士 筆記試験の内容

介護福祉士試験の筆記試験の内容は、下記の11科目から出題されます。

筆記試験(11科目群)
・人間の尊厳と自立、介護の基本 
・人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
・社会の理解
・生活支援技術 
・介護過程
・発達と老化の理解
・認知症の理解
・障害の理解
・こころとからだのしくみ
・医療的ケア
・総合問題


公益財団法人 社会福祉振興・試験センターホームページ 介護福祉士試験試験概要より抜粋


以上の科目で構成されています。
 
出題は基本的に5択の選択形式、全125問、試験時間220分で実施されています。
ホームページには過去問題が掲載されているので必ず取り組んでおきましょう。

参考として第31回(平成30年度)介護福祉士国家試験の出題内容を基に、出題科目と問題数を以下にまとめました。

領域試験科目問題数
人間と社会人間の尊厳と自立2
人間関係とコミュニケーション2
社会の理解12
介護介護の基本10
コミュニケーション技術8
生活支援技術26
介護過程8
こころとからだのしくみ発達と老化の理解8
認知症の理解10
障害の理解10
こころとからだのしくみ12
医療的ケア医療的ケア5
総合問題12
125問

以下は出題された問題の例です。
筆記試験はこのような形式で、125問出題されます。


例題1

社会福祉士及び介護福祉士法における介護福祉士の義務として,適切なものを 1つ選びなさい。
 
1 家族介護者の介護離職の防止
2 医学的管理
3 日常生活への適応のために必要な訓練
4 福祉サービス関係者等との連携
5 子育て支援
 
答え:4



例題2

対麻痺(ついまひ)を生じる疾患として,最も適切なものを 1つ選びなさい。

1    筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)
2    腰髄損傷(lumbar spinal cord injury)
3    悪性関節リウマチ(malignant rheumatoid arthritis)
4    パーキンソン病(Parkinson disease)
5    脊髄小脳変性症(spinocerebellar degeneration)
 
答え:2


※第31回(平成30年度) 介護福祉士国家試験 筆記試験問題
 

筆記試験のポイントは?

■受験勉強のポイント
1.まずはテキストや参考書を読みます。「知識」「技術」そして「それらがなぜ必要なのか」というところまで落とし込んで理解を深めていきましょう。

2.次に必ず過去問や問題集を解きましょう。これにより間違った箇所や理解できていない点が可視化されます。過去問を解くことで出題傾向や実際の試験をイメージできます。

介護福祉士試験の出題範囲は多岐に渡ります。そのため、出題される11科目の中で苦手分野や取りこぼしがないよう、総合的に学習していく必要があります。

■試験本番でのポイント
1.試験問題は五択なので、わからなくても何かしら選び空白で提出することは避けましょう

2.時間配分を意識しましょう。一つの問題に悩み過ぎたり、時間をかけすぎないことです。少し考えてわからないところは飛ばして、先にわかるところから手をつけていくことがポイントです。
 

介護福祉士試験 実技試験の内容

介護福祉士 実技試験の内容

介護福祉士試験の実技試験は、実務者研修や介護技術講習を修了していれば免除になりますので、おそらくほとんどの人は実技試験が免除になるでしょう。

福祉系高校ルートで介護福祉士資格を取得する中の一部の人が、筆記試験に加えて実技試験も受験する必要があります。

実技試験の内容は、
 
1.介護の原則
2.健康状況の把握
3.環境整備
4.身体介護


に関する項目の中から与えられたお題に対して、5分程度の実技をするというものです。

下の表は実技試験で出題される項目です。この中からいずれかひとつの項目が選ばれます。例えば、「安全・安楽(介護の原則)」の項目から出題され、転落・転倒・強打の防止に関する実技が求められるといった具合です。
 

介護福祉士国家試験 実技試験の出題項目
介護の原則安全・安楽
自立支援
個人の尊厳
健康状況の把握利用者の健康状況の把握
介護者の健康管理
環境整備室内環境
ベッド
身体介護体位と体位変換
移乗動作
移動・歩行介助
食事の介助
排泄の介助
保清の介助
衣服の着脱
整容の介助

実技試験のポイントは?

実技試験はわずか5分程度しかありません。しかし、採点されているという意識から緊張でミスをしてしまうというケースが非常に多いようです。
試験だと身構えずにリラックスして臨むことが必要になります。
 
・安全性:危険を伴う行為がないか
・健康状態の把握:ヒアリング、介助の説明等がきちんとできたか
・個人の尊厳:声かけの言葉遣いや目線、態度

等の観点からチェックされます。

過去の出題傾向を参考にしながら、実際にシミュレーション練習を重ねましょう。
介護福祉士国家試験の出題基準は下記に掲載されています。
「公益財団法人 社会福祉振興・試験センター」ホームページ

介護福祉士試験の合格基準と難易度は?

介護福祉士試験の合格基準と難易度

介護福祉士国家試験の合格基準は以下です。

■筆記試験
・総得点(125点満点)のうち、6割程度の正解率が合格基準
・ただし6割以上の点数を取っていても1科目でも全問不正解があれば不合格となる
 
■実技試験
・総得点(100点満点)の6割程度の点数が合格基準
 
 
では介護福祉士国家試験の難易度はどのくらいなのでしょうか?
その合格率は年々上がっているようです。

介護福祉士国家試験 合格率

参照: 厚生労働省|第31回介護福祉士国家試験合格発表

まとめ

介護福祉士試験の内容は
・筆記試験と実技試験(受験ルートによって実技は免除)がある
・どちらも6割程度の正解率が合格基準となる
・合格率は年々上がっており、ここ数年では70%以上の受験者が合格している

 
介護福祉士試験は出題範囲が広く専門知識・技術が必要なため、事前の受験勉強や試験対策は必須です。しかし、早いうちからスケジュールを組んで効率的に学習すればどのルートからでも十分に合格できるでしょう。

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